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文里湾道路建設へ知事前向き

紀伊民報 9/16(金) 17:00配信

 和歌山県の田辺市や経済団体などが長年、県に建設を要望していた「文里湾横断道路」(仮称)について、仁坂吉伸知事は15日の県議会一般質問で「田辺市と連携して進めるよう、県土整備部長に指示をした」と述べた。大規模地震発生時の津波避難路や避難場所としての位置付けで、県は今後、関係機関との協議や調査に着手する。

 田辺市は今年7月に策定した「津波避難困難地域解消計画」で、文里湾横断道路について「文里地区の津波避難困難地域のみならず、周辺に存在する要配慮者施設利用者などの避難路・避難場所として必要」と明記した。

 これを受け、鈴木太雄議員(自民、田辺市選出)が一般質問で、仁坂知事に考えを聞いた。仁坂知事は「長年の要望を受け、文里湾架橋が(津波から)県民の命を救うために必要だと田辺市が整理できれば、取り組むとしていた。市の計画ではそれが明らかにされており、田辺市長からも『避難場所としても必要で、ぜひこれは頼む』と話があった」と経緯を説明。その上で「田辺市と連携し、関係機関との調整やルートの詳細な検討など、実現に向けて必要となる取り組みを進めていく」と明言した。

最終更新:9/16(金) 17:00

紀伊民報