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8月米小売売上高:予想上回る減少、自動車除くと2カ月連続マイナス

Bloomberg 9月15日(木)23時13分配信

8月の米小売売上高は予想上回る落ち込みとなり、景気を下支えしてきた個人消費の陰りを示唆した。

商務省によれば、小売売上高は前月比0.3%減と、5カ月ぶりのマイナスとなった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は0.1%減だった。前月は前月比変わらずから0.1%増に修正された。8月の自動車を除く小売売上高は0.1%減と、予想外のマイナス。これで2カ月連続減となった。

自動車購入が弱まったほか、他の分野も12項目のうち7項目で減少した。低い借り入れコストやガソリン価格、しっかりした雇用の伸びが需要を支えるとみられるものの、賃金の伸びは依然として緩やかで、個人消費の継続的な弱さは下半期の景気回復を限定的なものにする恐れがある。

IHSグローバル・インサイトの米国担当エコノミスト、クリス・クリストファー氏は「大部分において良い統計とは言えない」と指摘しながらも、「これらの数字を見ても個人消費は相対的に堅調で、経済の最も強い分野の一つだ。物価状況は落ち着いており、実質可処分所得の伸びは相対的に力強く、消費者の信頼感は高い」と話した。

国内総生産(GDP)の算出に使用される自動車ディーラーやガソリンスタンド、建築資材などを除くコア売上高は前月比0.1%減少。前月は変わらずから0.1%減に修正された。

自動車ディーラーは0.9%のマイナス。ガソリンスタンドは0.8%減少。8月の燃料コストが平均でやや低下したことが背景にある。

建築資材は1.4%は減少(前月0.7%減)。スポーツ・書籍・趣味用品も1.4%減少(前月2.1%減)した。一方、食品・飲料は0.3%増加(前月0.4%減)。衣料品は0.7%増加(前月0.6%減)した。統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Retail Sales in U.S. Decline in August by More Than Forecast(抜粋)

Michelle Jamrisko

最終更新:9月15日(木)23時13分

Bloomberg