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欧州債:軟調、周辺国中心に下落-インフレ低調で強気筋揺るがず

Bloomberg 9月16日(金)1時57分配信

15日の欧州債市場では、ドイツ10年債利回りが小幅上昇した。だが、債券トレーダーは欧州中央銀行(ECB)の政策がインフレを押し上げることにほとんど信頼を示さず、現在の下げ局面が2015年半ばに起きた急落の再現にはならないと判断している。

インフレ期待の指標である5年先スタートのインフレスワップ5年物フォワードレートは今週、1カ月ぶりの高水準から下落に転じた。債券の強気筋はこの日発表された8月のユーロ圏消費者物価指数上昇率が前年同月比0.2%と、ECBが目標とする2%弱を大きく下回ったことでも勢いづいた。

ラボバンク・インターナショナルの市場担当シニアエコノミスト、エルウィン・デフロート氏(ユトレヒト在勤)は「世界的な見通しが依然極めて不透明であることを考慮すれば、今回の突然の利回り上昇とイールドカーブのスティープ化は続かないだろうと主張できる」と指摘。「中央銀行が追加措置に積極的ではないという一定の懸念はあるが、いざとなり、インフレが力強く上昇しない状況を目の当たりにすれば、中央銀行は何ができるだろうか。行動せざるを得ない」と述べた。

ロンドン時間午後4時25分現在、ドイツ10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇のプラス0.03%。2026年8月償還債(表面利率ゼロ)の価格は0.09低下し99.695。

ドラギECB総裁が金融緩和策を発表した際に引用したインフレ指標、5年先スタートのインフレスワップ5年物フォワードレートは1.31%となり、12日の1.32%から低下した。

この日は周辺国国債の下げが目立った。ポルトガル10年債利回りは15bp上昇の3.41%に達し、6月以来の高水準。イタリア10年債利回りは4bp上昇の1.33%となった。

原題:Europe’s Bond Selloff Signaled Unsustainable by Inflation Gauge(抜粋)

Lukanyo Mnyanda

最終更新:9月16日(金)1時57分

Bloomberg

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