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ヘッジファンドは下手な言い訳、原因は分析ミス-ランズドーン会長

Bloomberg 9月16日(金)12時12分配信

ヘッジファンドの運用成績が悪いのは投資分析がうまくいっていないからであり、上場投資信託(ETF)やクオンツファンドが増えた結果ではない。ロンドンに本拠を置くヘッジファンド運用会社ランズドーン・パートナーズのスチュアート・ローデン会長が指摘した。

同会長はアムステルダムで15日開催されたレジェンズ・フォー・レジェンズ代替投資会議で、ヘッジファンドが自らのさえないパフォーマンスをパッシブ運用戦略やボラティリティ(変動性)のせいにするのは「下手な言い訳」だと発言。「これら商品の買い手としては、異なったことを言う者は誰であれ買い手をばかにしているように感じる」と述べた。ランズドーンの運用資産は190億ドル(約1兆9400億円)。

ローデン氏は2014年に会長に就く前、ランズドーンの旗艦ファンド「ディベロップト・マーケッツ」の共同責任者を務めていた。同氏はまた、ヘッジファンドの成績低迷の理由に、ファンドの運用資産拡大を挙げるべきではないとも語った。

高い手数料を支払って低いリターンしか得られないことに不満を募らせる投資家は今年、ポールソンやペリー・キャピタル、ブレバン・ハワード・アセット・マネジメントなどのヘッジファンドから資金を引き揚げた。ヘッジファンド・リサーチのデータによれば、1-6月(上期)にヘッジファンドから流出した資金は233億ドルと、金融危機以降で最も多かった。

ランズドーンの「ディベロップト・マーケッツ」の年初から8月末までのリターンはマイナス12.8%。投資家向け資料によると、同ファンドは01年の運用開始以降、年率プラス13.6%のリターンを計上してきた。ランズドーンの広報担当者はコメントを控えている。原題:Lansdowne’s Roden Says Hedge-Fund Woes Not the Fault of ETFs (1)(抜粋)

Nishant Kumar

最終更新:9月16日(金)12時12分

Bloomberg