ここから本文です

【日本株週間展望】方向感出ず、日米金融政策の反応複雑か-飛び石も

Bloomberg 9月16日(金)17時24分配信

9月3週(20ー23日)の日本株は方向感の定まらない展開となりそうだ。日米中央銀行が金融政策の変更、現状維持のいずれを選択しても為替を含む市場の反応は複雑化するとみられ、積極的にポジションを積み上げにくい。東京市場は祝日を挟む飛び石日程になることも影響する。

日本銀行は20ー21日に金融政策決定会合を開き、異次元緩和の総括的検証を行う。ブルームバーグがエコノミスト43人を対象にした調査では、23人(54%)が追加緩和を予想。手段として、マイナス金利の深掘りや長期国債の買い入れ増額を挙げている。マイナス金利が拡大されれば、為替が円安に動く可能性がある半面、収益悪化が懸念される銀行株は下落する見込み。銀行株にとっては、利ざやの確保へ長短金利差の拡大を促す政策が同時に示されるかどうかが焦点だ。仮に緩和自体が見送られれば、銀行株が上昇する半面、円高進行リスクは高まる。

日銀と同じ日程で、米国でも金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれる。9月に入り発表された経済統計が相次ぎ予想を下振れ、早期の利上げ観測は一気にしぼんだ。金利先物市場が織り込む今回の米利上げ確率は18%、1週間前は30%だった。一方、12月までの確率は49.7%となっている。利上げ後のマネーフローの変調を警戒し、直近の米国株は乱高下していたため、利上げ見送りなら米国株の安定化を通じ日本株にも好影響が及ぶが、為替市場ではドル安・円高の材料となりそうだ。米国では20日に8月の住宅着工件数、22日に中古住宅販売件数や景気先行総合指数の発表もある。

第2週の日経平均株価は週間で2.6%安の1万6519円29銭と3週ぶりに反落。米国株波乱や為替のドル安・円高基調、原油など商品市況の下落などが嫌気されたほか、日銀によるマイナス金利の深掘り観測が強まったことで、東証1部33業種の銀行株指数は週初から下落基調となった。

・≪市場関係者の見方≫

1/2ページ

最終更新:9月16日(金)17時24分

Bloomberg

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]