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フランク・オーシャン最新作がSpotifyでも配信 CD一般発売も検討中か

bmr.jp 9/17(土) 21:50配信

フランク・オーシャン最新作がSpotifyでも配信 CD一般発売も検討中か

フランク・オーシャン最新作がSpotifyでも配信 CD一般発売も検討中か

R&B界の新星フランク・オーシャンが8月にサプライズ・リリースし、2位以下に大差をつけて全米チャート初登場1位を記録した最新作『blonde』が、ストリーミング・サービスの最大手Spotifyでの配信がスタートし、iTunes/Apple Music独占リリースでなくなった。

2012年に『channel ORANGE』でメジャー・デビューを果たすと、さまざまなメディアで「2012年のベスト・アルバム」に選ばれ、2013年のグラミー賞では最多の6部門にノミネート、最終的に最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞など2部門を授賞するなど大絶賛されたフランク・オーシャン。ビヨンセの2014年作『BEYONC?』への参加などはあったものの、表舞台からは離れた状態が続いていたが、今年になってカニエ・ウェストやジェイムス・ブレイクの最新作に参加したのに続き、8月20日、待望の4年ぶり新作となる『blonde』を突如リリースした。

しかし、フランク・オーシャンは、所属していたDef Jam Recordingsとの契約を終了しており、最新作『blonde』は、自主レーベル Boys Don't Cryを立ち上げ、Appleとの独占契約を結んでのサプライズ・リリースという形に。iTunes Storeでのダウンロード発売、そしてApple Musicでのストリーミングのみという限定的なリリースながら、長らく待たれていたR&B界の新星の新作である上に、ビヨンセ、アンドレ3000、ケンドリック・ラマー、ファレル・ウィリアムスといった豪華アーティストの参加もあって、発売1週間でおよそ23万2000枚のデジタル・ダウンロードを記録。単曲のダウンロードやApple Musicでのストリーミング再生回数などをポイントに換算した総合ではおよそ27万6000枚相当となり、全米チャート初登場1位を記録するヒットとなっている。

現時点で米国内セールスは通算でおよそ29万2000枚、収録曲のApple Musicでの再生回数の合計はおよそ1億2348万回となっているこのフランク・オーシャンの最新作だが、発売から3週間後となる先週9月9日にSpotifyでのストリーミング配信が解禁。直後に突然Spotifyで聴けなくなるトラブルが発生したため、削除されたのでは?と話題になったものの、Spotify側は「技術的なエラー」と釈明、14日にはふたたびSpotifyで聴ける状態に戻った。

同様にAppleとの提携で発表されたドレイクの大ヒット作『Views』は、2週間のみiTunes/Apple Music独占先行リリースで、発売日の2週間後にSpotifyなどの他の配信サービスへの提供、そしてCD発売がされるという戦略が取られており、フランク・オーシャンの『blonde』もSpotifyでの配信が始まりApple独占ではなくなったことから、同様の展開が期待されている。そして、米Billboard誌が報じたところによると、フランク・オーシャン側は実際にディストリビューターを探しているところだという。記事にある関係者の話では、ジャネット・ジャクソンの最新作『Unbreakable』などのディストリビューションを担当し、「新たなメジャー・レーベル」とも評されるBMGグループ、もしくはKobalt Music Groupが有力候補に挙がっているとのこと。いずれも音楽出版やライツ・ビジネスで勢いを増しているが、特にBMGはフランク・オーシャンが音楽出版契約を結んでいる会社でもあることから、可能性が高そうだ。

このBillboardの報道によると、このディストリビューション契約には他のデジタル配信サービスでのリリースだけでなく、フィジカルの一般発売も検討されているとか。フランク・オーシャンは、『blonde』のリリースに合わせて自費出版誌のZINE(ジン)の形で雑誌「Boys Don’t Cry」を発表。ニューヨーク、シカゴ、英ロンドンの4都市で1日だけ無料配布されたこのZINEには、デジタル配信版とは収録内容・曲数が異なる『blonde』のCD盤が収録されており、希少なためオークション・サイトでは10万円以上の高値が付く事態に。こうした状況もあり、CD盤が正式に一般発売されるとなれば大きな反響を呼びそうだ。フランク・オーシャンの母親は、オークション・サイトでの高騰について「そんなバカげた値段で買うのはやめなさい。ちょっとだけ待つのよ……」と意味深なコメントもしており、期待が高まるところ。なお、このZINE同梱のCD盤の“Nikes”は、宇多田ヒカルの新作への参加でも話題を呼んでいる日本のラッパー、KOHHが参加したエクステンデッド・バージョンとなっている。

最終更新:9/18(日) 1:30

bmr.jp

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