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藤田征樹2個目メダルならず13位 パラ自転車

日刊スポーツ 9月17日(土)0時55分配信

<リオ・パラリンピック:自転車>◇16日◇男子ロードレース71・1キロ(運動機能障害C3)

【写真】国枝慎吾、斎田悟司組が銅 日本勢対決制す

 3大会連続出場で、ロードタイムトライアルで銀メダルを獲得した、藤田征樹(31=日立建機)は1時間51分48秒で13位だった。

 リオの海沿いを周回する計71・1キロのコース。途中で雨が降る悪条件のレースとなった。藤田は先頭の第1集団でスタートしたが、13キロ付近で前方の選手が落車し、その影響で後続の選手に追突され、チェーンが外れるアクシデントがあった。1度、止まって修理してから再スタートし、最後まで第2集団から抜け出すことが出来なかった。

 「第1集団に追走を試みたけど、追いつけなかった。何もしないで終わってしまった。優勝することを目標にしてきて、自分自身に残念です」。藤田は目を真っ赤にさせて振り返った。

 東海大ではトライアスロン部に所属していた。大学2年の夏、交通事故で両足の膝下を失った。2年後に義足でトライアスロンに復帰し、関係者の勧めで自転車競技に転向した。すぐに頭角を現し、08年北京大会では銀2個、銅1個。12年ロンドン大会では銅を獲得した。昨年のロード世界選手権で初優勝し、チャンピオンだけが着ることが許される虹色のジャージー「マイヨ・アルカンシエル」を手に入れた。

 レース中、雨が降ることが多く、「雨男」を名乗っており、この日も雨だったことに苦笑いしていた。

最終更新:9月17日(土)1時47分

日刊スポーツ