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10月1日開始の「LINEモバイル」はどんな人にオススメ?

アスキー 9月17日(土)10時0分配信

10月1日正式サービス開始のLINEモバイル。どんな人に向いているのか、機能やサービスから見ていこう。
「LINEを始めたいけど、今さら人には聞けないよ……」というアナタ!
SNSの最新情報と若者動向を追い続けるITジャーナリスト 高橋暁子さんが、LINEの上手な使い方を基礎からやさしく伝授します。〈連載目次〉
 

Q:格安SIMサービス「LINEモバイル」はどんな人にオススメ?
A:SNSを安価にヘビーに使いたい人にぴったり!
 LINEと同100%子会社LINEモバイルは、格安SIMサービス「LINEモバイル」をスタートさせた。申し込み開始は9月5日だが、当初は2万契約に限定しており、正式スタートは10月1日となる。回線はNTTドコモ、MVNEはNTTコミュニケーションズ。
 
 LINEモバイルは、同サービスで購入した端末、SIMフリー端末そしてドコモの端末で使える。もちろん、他社からのMNPにも対応しているため、これまで他社で使っていた電話番号を引き継いで使うことも可能だ。月額利用料金の支払いは、クレジットカード払いのほか、LINE Payにも対応している。
 
LINE・Twitter・Facebook使い放題
 LINEモバイルはどんな人に向いているのか、機能やサービスから見ていこう。
 
 LINEモバイルには、2つのフリープランがある。ひとつ目は、その名も「LINEフリープラン」。月間データ容量は1GBで、月額500円から(SMS付は月額620円、音声通話付は月額1200円)。LINEの主要サービス(タイムライン、画像・動画の送受信、音声通話)のデータ通信量はカウントしない「カウントフリー」をとっているため、実質LINEは使い放題となる。とにかく安価にLINEをヘビーに使いたい人にはぴったりのプランだ。
 
 ふたつ目は「コミュニケーションフリープラン」。月間データ容量は3GB、5GB、7GB、10GBから選べる。SMS付きで月額1110円~2640円より。音声通話付では月額580円プラスとなる。音声通話は20秒30円。LINE・Twitter・Facebookの利用はカウントしないため、これらのSNSをヘビーに使いたいユーザーにはぴったり。パケットを使いきっても、これらのSNSはずっと高速に使い続けることができるので安心だ。
 
 なお、サポートも通常の電話オペレーター、メールサポートの他、LINE公式アカウントと友だちになることで、LINEのトーク上で質問や問い合わせができるようになる予定。若者世代は電話をする機会が減り、「電話はストレス」という話をよく聞く。いつも使っているLINEでサポートも受けられるというのは、LINE世代にはうれしいサービスだろう。
 
 また、これまで格安SIMではLINEの年齢認証ができないという問題があったが、今回のLINEモバイルでは対応しており、データSIMでもFacebook/SMS認証なしでLINEアカウントが作成できる。
 
子供への安心安全機能充実も注意点も
 もう1つ、子供向けの安心安全機能も充実している。
 
 たとえば、契約者と利用者を分けて登録することで、課金や契約に関する変更に制限をかけることができる。マイページを確認すれば子供がどれくらい通信しているかを把握できるほか、有害なサイトにアクセスできないようにしたり、決められたアプリしか起動できないなどのフィルタリング設定も可能だ。
 
 ただし、子供のトラブルはSNS経由で多く起きていることはよく知られている。LINEモバイルを選ぶなら、LINEなどを使わせることが前提となるだろう。保護者が子供にSNS全般の使い方をきちんと教え、指導できることが求められる。
 
 また、若者に人気の高いLINEのライブストリーミングサービス「LINE LIVE」はカウントフリーの対象外。YouTubeなどの映像系アプリなども同様だ。SNSがフリーと言っても関連サービスまで完全フリーということではないので、もしLINEモバイルを使わせる場合はやはり子供への適切な指導が必要となるだろう。
 
 なお、執筆時点では限定2万契約に申し込み可能な状態。今後、LINEの人気でどこまで申し込みが伸びるのかに期待したい。LINEモバイルが市場に受け入れられるかどうか、今後のサービス展開と合わせて注目したい。
 
 
著者紹介:高橋暁子
 ITジャーナリスト、コンサルタント。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。小学校教員、編集者を経て現在に至る。
 最新刊『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)の他、『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条』(マイナビ新書)、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』(日本実業出版社)、『ネット業界 儲けのカラクリ』(中経出版)など著作多数。http://akiakatsuki.com/ Twitterアカウントは@akiakatsuki
 
 Twitter広告運用ガイド高橋 暁子(著)翔泳社
 
文● 高橋暁子 編集●村山剛史

最終更新:9月21日(水)20時4分

アスキー