ここから本文です

ケミストリー堂珍「カープを愛し続けるのは基本」「胸アツありがとう」

東スポWeb 9/17(土) 6:00配信

【広島カープLOVE著名人「旨酒をくみかわそう」】カープの皆さん、最高の“激アツ”をありがとう――。鯉党アーティストとして知られる現在ソロ活動中のCHEMISTRY・堂珍嘉邦(37)が本紙企画「旨酒をくみかわそう」に登場し、25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島への熱き思いを赤裸々に激白。11月に奥田民生(51)ら広島出身の大物アーティストたちが集まって開催されるカープ優勝記念ライブについても、郷土愛を前面に出しながらたっぷりと語った。

 ――優勝の瞬間は

 堂珍:某所でリハをしていて休憩所のスペースに設置されていたテレビで試合中継を見ていました。まったく仕事が手につかなかったです。優勝の胴上げは何回も見ちゃって。おかげさまで、こんなに涙ぐんだのは久々です。

 ――ファン歴は長い

 堂珍:あえて言うと、広島で生まれてすぐから(笑い)。赤い血が流れていて、そりゃあ「37年間、広島ファンでしょう」という感覚ですよね。

 ――旧広島市民球場は何度も行った

 堂珍:もちろん。東出(輝裕)さんと前田(智徳)さん、新井(貴浩)さんと、あと野村(謙二郎)さんかな。球場で客席にプレーボール前に投げ入れられる当時の主力選手たちのサイン入りボールは実家にちゃんと飾っていますよ。

 ――25年前のVは

 堂珍:その時は球場に足を運んでいなかったですけど大野(豊)さんと達川(光男)さんの抱き合うところはテレビで見ました。すごく印象的な記憶の一つ。

 ――そこから25年の空白ができるとは

 堂珍:もちろん想像もしていなかったです。思春期のころの自分にとっては自慢のカープでしたよね。でもそこから“暗黒時代”が来るわけで、どうしたもんかなぁっていう思いでいましたけど。

 ――ファンを辞めようと思わなかったのか

 堂珍:全然思わない。カープを愛し続けるのは基本ですよ。辞めようというヤツが信じられない。「何で」って。「弱いから応援するんだぞ」って。

 ――逆にこれからは黄金時代となりそう

 堂珍:やっぱり26、27(歳)の野手がメーンで、投手陣は22~27(歳)ぐらいまでが主力になってきていて、これはどう考えても3年から5年はやっぱりAクラスで間違いない。ただ今年の優勝は来年、再来年以降、どういうふうにシーズンを戦う上でのモチベーションになっていくのか。もう1回優勝したいのか、そこで満足しちゃうのかという点でも見ごたえがある。じゃあ、もしあぐらをかいちゃった選手はレギュラーじゃなくなって、個人的に僕が応援している堂林(翔太)くんあたりが“カーン”と行くかもしれないじゃないですか。

 ――カープは生存競争が厳しい

 堂珍:1番から3番まで固定していって、4番は調子のいい選手を選ぶ。下位打線はポジション争いをさせる。ファンから見ても分かりやすい、選手のことを把握しやすいシーズンだったと思う。カープの選手っていうのは、甲子園経験の選手もそんなに多いわけではないし、原石っていうところから引っ張ってくれるところもある。そこも魅力の一つでしょう。

 ――MVPは

 堂珍:いや~難しいな。この前、広島の番組では新井さんと言っていたんですけど、鈴木誠也選手ですかね。違う流れを呼び込んでくれるという意味で、点が入るかどうか分からない時にポカンとインパクトを与えてくれるっていうのが誠也選手だと思う。あの集中力というのは22歳にして、もう27、28に見える貫禄もありますし。素晴らしい。大輪の花ですよ。

 ――「カープブーム」については

 堂珍:どんどん応援する人が増えることはいいことですよ。ミーハーとか、ミーハーじゃないとかっていうのは、昔からのファンが言うこと。でもファンの先輩として受け入れてあげないといけないと思うし、どんなきっかけでもいいからファンになって、そこから本物になることもある。

 ――11月に広島で鯉党アーティストたちが団結し、カープ優勝を祝うライブを行う

 堂珍:イベント会社の人から「カープの『優勝ライブ』をやろうと思っている」と聞いて「誰が来るん? 行っていいの?」と言ったら「もちろんです。(奥田)民生さん、ポルノ(グラフィティ)とか、いろいろ呼ぼうと思っているんですよ」と。「行く!」と伝えて、そこからです。

 ――広島出身のアーティストは地元愛が強い

 堂珍:やっぱり、自分が10代のころの広島っていうのはもっと多くの人がいましたよね。僕がよく通っているソウルバーのマスターも「どんどん過疎化して寂しい」と言っていた。カープが優勝したことで『広島っていいよね』と皆で盛り上がってくれたらいいなと。25年間の悔しい思いも、そしてもとを正せば、71年前の(原爆投下の)話にも当然なってくる。それが子供から孫、ひ孫に伝わっていくという流れで…。その(原爆投下の)当時を知るお年寄りの方からもよく聞くじゃないですか。「カープが優勝してくれたら」って。そこに始まっていると思う。なんか生まれたときから自分たちの親とか、おじいちゃん、おばあちゃん世代の楽しみの一つがカープだったっていうところが、やっぱり自分たちにも根付いているんでしょうね。

 ――最後にカープファンとして「これだけは言いたい」ということを

 堂珍:本当にカープは好き。こんなにテレビにかじりついた年はなかったし、それほど今年の戦いは見どころがあった。優勝するチームが(黒田博樹の)通算200勝と(新井の)通算2000安打を同時に達成するチームはないですよ。振り返れば、歴史に残るようなメモリアルシーズンになりましたよね。選手たちの活躍には「胸アツ」をありがとうと言いたい。僕はこの「胸アツ」という言葉を推したいんです! あんまり出てないんで。

☆どうちん・よしくに=1978年11月17日生まれ。37歳。広島県安芸高田市出身。2001年1月にデュオグループ「CHEMISTRY」を結成し、爆発的な人気を得る。12年4月に同グループの活動を休止。以降はソロ活動に専念している。11月16、17日と2日間にわたって広島文化学園HBGホールで行われるカープ優勝記念ライブ「VIVA! 真赤激!」の17日の部に奥田民生、ポルノグラフィティとともに参加予定。

最終更新:9/17(土) 6:09

東スポWeb