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井戸県政の検証組織が発足 自民と民進系会派

神戸新聞NEXT 9月17日(土)11時1分配信

 来夏に予定される兵庫県知事選に向け、県議会の「自民党議員団」と、民進党系議員が所属する「ひょうご県民連合」の両会派は16日、4期目の井戸敏三知事(71)の県政運営などを検証する組織をそれぞれ設置した。井戸知事は進退を明らかにしていないが、選挙まで残り1年を切り、各政党の動きが徐々に活発化してきた。

 最大会派の自民は、県議12人でつくる「知事選挙等検討調査会」を設置。来年1月をめどに井戸県政の評価や次期県政の課題をまとめ、対応を決める。

 ひょうご県民連合は県議6人による「県政検証委員会」。約3カ月かけて井戸県政の評価や今後の県政に求める知事像などを検証。民進党の支持組織である連合兵庫などのほか、外部有識者の意見も聴く考えだ。

 同じく知事与党の公明も、県議会の会派「公明党・県民会議」と同党県本部が合同で、9月下旬にも同様の組織を設置する予定。

 自民は知事選などで4選目以降の現職を推薦しないことにしており、井戸氏が5選を目指す場合、各党の「多選」への判断も焦点となる。3年前の前回選では井戸氏を公明、社民両党が推薦。自民と旧民主両党は多選制限の党方針から県連レベルの推薦にとどめた。

 今夏の参院選兵庫選挙区で議席を得た日本維新の会の動向も注目される。兵庫の維新関係者は「対応は未定」としながらも「取れるところは取りにいく」と意欲を示す。前回選で井戸氏の対立候補を単独推薦した共産党は、まだ目立った動きはない。(黒田勝俊)

最終更新:9月17日(土)14時42分

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