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6連勝・豪栄道の“ぶっきら道” 肋骨折れても「虫刺され」

夕刊フジ 9月17日(土)16時56分配信

 取組後の力士の表情は実に興味深い。意外なのは綱取りがかかっている稀勢の里(30)。相撲っぷりは真っ向勝負で力強いが、その日の結果をモロに表情に出し、話す言葉も蚊の泣くように小さく、早口で、取り囲んだ報道陣も聞き取るのに苦労する。

 対照的なのが豪栄道(30)。相撲っぷりと同じようにけれん味がなく、ぶっきらぼう。4年前の名古屋場所8日目にはこんな歴史に残る“名言い訳”もしている。前日、稀勢の里をすくい投げで破ったものの、左脇腹を負傷してしまった。翌日、脇腹一面に幅広の絆創膏を貼って現れ、心配する報道陣に澄ました顔でこう答えたのだ。

 「虫に刺されました」

 ちなみに、この負傷は肋骨骨折で、間もなく我慢の限界を超え、休場している。

 先場所の豪栄道は7勝8敗と負け越し、今場所は5度目のかど番。人一倍、強気だけに、きっと腹の中では地団駄を踏んで悔しがっているに違いない。4日目、そんな胸の内をのぞかせるセリフが飛び出した。4連勝して引き上げてくるとニコリともせずにこう言ったのだ。

 「プロやから注目されないといけない。一番、一番、集中してやるだけ」

 この言葉通り、この日も苦手の高安に粘り勝ちし、横綱、大関でただ一人、全勝を守ったが、その言動には少しも浮かれたところはなかった。

 「まあ、まだこれからなんで。明日も気合を入れてくだけですよ」

 これまでかど番で優勝した大関は琴欧洲(現鳴戸親方)ら7人もいる。優勝してどんなことを言うか、聞いてみたいものだ。 (大見信昭)

最終更新:9月17日(土)16時56分

夕刊フジ

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