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<巨人>先発・内海 立ち上がり乱調 動じず

毎日新聞 9月17日(土)0時44分配信

 ○巨人6-4ヤクルト●(16日・東京ドーム)

 先発投手にとって「立ち上がり」は永遠のテーマだ。自身3年ぶりの2桁勝利にあと一つと迫ったプロ13年目の巨人・内海は、反省を込めて言った。「緊張、力みはなかなか克服できない。何年やっても初回は難しい」

 一回、変化球が思ったように切れず、坂口、川端に連打を浴び、さらに暴投で無死二、三塁へと傷口を広げた。続く山田、バレンティンはいずれも二ゴロに仕留めたものの、その間に2失点。本人ですら「どうなるかと思った」。

 だが、ここで心が折れないのがベテランらしさ。味方が逆転した二回以降は直球、変化球を丁寧に散らしてペースを取り戻した。五回は1死一塁、六回は1死一、二塁と走者を背負ったものの、いずれも二ゴロ併殺で切り抜けるなど、打たせて取る投球がさえて8回2失点。内海は「落ち着いて低め、低めという意識で投げられた」と胸を張った。

 ただ、高橋監督は「立ち上がりは難しいだろうが、もう少しすんなり行ってくれれば。課題はいくつかある」と注文をつけた。クライマックスシリーズ進出がほぼ確実なチームにとって、ポストシーズンで菅野、マイコラス、田口に次ぐ先発を誰が務めるかは最大の懸案事項。短期決戦の経験も豊富な左腕に期待するからこその叱咤(しった)だろう。【平本泰章】

最終更新:9月17日(土)0時44分

毎日新聞

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