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質感は? 指紋は目立つ?――iPhone 7の「ジェットブラック」を写真でチェック

ITmedia Mobile 9/17(土) 6:25配信

 これまでのiPhoneにはなかったカラーとして話題を集めている、iPhone 7の「ジェットブラック」と「ブラック」。特にジェットブラックは、iPhone 7/7 Plusのいずれも初期出荷分が完売して入手困難な状況が続いており、人気の高さをうかがわせる。筆者も、予約開始とほぼ同時にキャリアのオンラインストアでiPhone 7 Plusのジェットブラック(128GB)を予約したが、いまだに入荷予定日は未定となっている。

【指紋は目立つ?】

 そんなジェットブラックを試用する機会を得たので、写真でレポートしていきたい。

 なんといっても目を引くのが、ピアノブラックを想起させる、光沢感のある黒だ。ジェットブラックの高光沢仕上げは、9段階の酸化皮膜処理と研磨加工によるもの。他のカラーと同じく7000シリーズのアルミニウムが使われているが、手にするとガラスのようで、滑らかな質感を味わえる。

 また「ブラック」と銘打つモデルでも、側面がシルバーだったりと、他の色が混ざっているケースが多いが、ジェットブラックはディスプレイ面、側面、背面の全てがブラックで、消灯すると、黒い1枚の板と呼んでもいいほどだ。一方、シルバーのAppleロゴは、角度によってはブラックのボディーにとけ込んでしまい、他の色と比べて目立たなくなっている。

 本体をギュッと握るとズズズっと滑り、現在使っているiPhone 6sのローズゴールドと比べてやや違和感を覚えた。そのまま落としてしまう……というほどではないが、少し気をつけた方がよさそうだ。

 Appleの説明によると、ジェットブラックは他のApple製品と同等の硬度があるが、使っていくうちに光沢に微細な摩耗が生じる場合があり、摩耗が気になるのならケースの使用を推奨している。ユーザーにとっては悩ましい選択になりそうだ。

 背面は鏡面仕上げになっており、正面から見ると自分の顔が映る。ディスプレイを消灯させた状態の黒い画面でも映り込みはあるが、それよりも映り込みは鮮明だ。そのため、ディスプレイ部分よりも指紋が目立ちやすい。これを許容できるかどうかは判断の分かれるところだが、完全な鏡面となっているXperia Z5 Premiumほどは指紋は目立たない。深みのある黒なので、指紋の見え方は抑えられている印象だ。

 iPhone 7の5色の中では、ジェットブラックのみブラックのパッケージを採用しているのも特徴だ。ジェットブラックのユーザーは、パッケージからもちょっとした優越感(?)を味わえるわけだ。

 カラーの違いを除くと、正面からはiPhone 6sとの違いはほとんど分からない。サイズは6sと7で全く同じだし、ホームボタンの形状やサイドキーの位置もほとんど変わらない。大きな違いは、カメラレンズの形が大きくなったこと、イヤフォンジャックがなくなったこと、6sにあった樹脂のライン(Dライン)の直線がなくなったことの3点。細かいところでは、2つのボリュームキーの間にあったくぼみがなくなったこと、「FCC」の認証マークがなくなったこと、小さい「総務省指定」の文字が加わったことも挙げられる。

 美しい外観を保つためにはケースの使用が推奨されるが、ケースを装着すると、ジェットブラック本来の美しさが損なわれてしまう。クリアケースを使えばいいじゃん、という意見もあるだろうが、この滑らかな質感は他の色では味わえないものだ。というか、そもそもジェットブラックが手に入らない……。そんなジェットブラックにまつわる“やきもき”した思いは、しばらく続くことになりそうだ。

最終更新:9/17(土) 17:35

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