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国際結婚の謎 浜崎あゆみは本当に“バツ2”になったのか?

日刊ゲンダイDIGITAL 9月17日(土)9時26分配信

 民進党の蓮舫議員の二重国籍問題で、国籍変更や帰化申請の複雑さを改めて知った人も多い。

 最近も卓球の福原愛選手(27)が台湾男性と結婚したが、夫婦ともども国籍は元のままだと聞き、頭に「?」がたくさん浮かんだ人もいただろう。夫婦なのに、外国人と結婚しても「国籍が変わらない」とはどういうことなのか?

「国籍法では、婚姻届を提出すれば、配偶者である日本人の戸籍に外国人と婚姻した事実は記載されます。ただし、日本国民でない者が日本国籍を取得するには、国籍法第5条によって改めて帰化申請しなければなりません」(法務省担当者)

 この法的な仕組みは相手国もほぼ同じ。台湾人の男性(女性)と結婚したからといって、すぐに台湾人になれるわけではない。愛ちゃんが台湾で婚姻届を出さない限り、結婚は日本だけでしか通用しないことになる。悪い冗談だが、台湾でなら彼女は未婚なので、また別の男性と結婚できる。

「もし両国で正式に婚姻を認められたいというのであれば、相手国が結婚を認めた“報告的届出”という証明書を提出しなければいけません」(東久留米市・市民課)

 一方、愛ちゃんとは違い、歌手の浜崎あゆみ(37)は“バツ2”になったと騒がれている。

 ところが、1度目の相手だった米国在住のオーストリア人とは、米ラスベガスのドライブスルー結婚式場で牧師から結婚証明書をもらっただけ。彼女は結婚した気になっていたようだが、もちろん正式に婚姻が認められたわけではない。法的には結婚も離婚もなかったことになる。

 では、浜崎の2度目の結婚はどうか? 相手は米国人だが、さすがの浜崎も前回の轍を踏まないため、都内の区役所に婚姻届を提出している。だが、元夫が日本に帰化したとは聞かないし、その逆で浜崎も米国籍になったわけではない(米国籍を取得していれば、日本国籍は消滅している)。結婚しても、やはり国籍は日本(浜崎)と米国(元夫)で別々だったのだろう。

 日本ではバツ2と言われて、あまりいいイメージのない浜崎だが、米国でなら堂々と生涯独身を名乗れるのだ。

最終更新:9月17日(土)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。