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<民進党>蓮舫代表人事一気に進まず 挙党態勢に影

毎日新聞 9月17日(土)1時52分配信

 民進党の蓮舫代表が16日に野田佳彦前首相を幹事長に起用した人事は、党内を混乱させている。役員人事は一気に発表するのが通例だが、「野田幹事長」への反発で人選が進まず週明けに持ち越され、以前からの「ばらばら」状態が表面化した。残る人事で挙党態勢を構築できるかが、早くも課題となってしまった。

 「若干少ない気もするが、賛成多数と理解する」。16日の両院議員総会で、人事承認を求めた司会の赤松広隆元農相は、まばらな拍手に苦しい司会進行を迫られた。出席議員は60人だけで国会議員の半分以下。委任状提出者は67人に上った。

 総会では逢坂誠二衆院議員が「2012年に(衆院選で)議席を失い、14年でも国会へ帰れなかった人たちがいる」と野田氏に総括を要求。野田氏は「多くの落選している人たちのためにも、自分の政治人生に落とし前をつける気持ちで火中のくりを拾う決断をした」と説明したが、会場にはしらけたムードが漂った。

 代表選で蓮舫氏を支持した議員にも不満が広がる。代表代行の打診を受けた細野豪志元環境相は16日午前、党本部で蓮舫氏に「野田さんで党内は大丈夫か」と懸念を示したが、蓮舫氏は譲らなかった。枝野幸男氏の留任を求めていた赤松氏も、蓮舫氏に不満を伝えた。閣僚経験者は「野田氏は『戦犯』だ。蓮舫氏には人事センスがない」と疑問を示す。中堅議員も「安倍晋三首相は『民進党はがたがたになる』と見ているだろう。年明けまでに衆院解散・総選挙だ」と肩を落とした。

 台湾籍への対応の不手際で不安定な船出となる中、「幹事長は本当に代表を守ってくれる人でないと不安」(党関係者)という事情もあり、蓮舫氏が野田氏を頼った側面もある。しかし、現状では野田氏起用が挙党態勢の支障になりかねない状況だ。【朝日弘行、樋口淳也】

最終更新:9月17日(土)1時52分

毎日新聞

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