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モノレールのジオラマ完成 姫路市、22日のシンポでお披露目 兵庫

産経新聞 9月17日(土)7時55分配信

 昭和41年に開業し、姫路駅と手柄山駅間を結んだ旧姫路市営モノレールの記憶をとどめようと、市はモノレールの車両や駅舎、軌道などを再現したジオラマを製作した。開業50年を記念して22日に市内で開催されるシンポジウムに合わせ、手柄山交流ステーション(同市西延末)でお披露目される。

 旧姫路モノレールは昭和41年開催の姫路大博覧会に合わせて開業したが、博覧会終了後は利用客が伸び悩み、54年に廃止となった。長らく残されてきた軌道や唯一の中間駅だった大将軍駅が入った「高尾ビル」(同市高尾町)などの撤去が進む中、市は当時の姫路の風景を後世に伝えようと製作を発案した。

 ジオラマは幅約3メートル、奥行き約2メートル。48年に撮影された姫路駅周辺の航空写真の上に、軌道や駅舎などを実際の位置に沿って配置した。ボタンを押すと、80分の1サイズの2両編成のモノレールが発車ベルとともに走行音を響かせて走る。

 一方、市は22日午後1時から、市文化センター小ホール(同市西延末)で、姫路モノレールの価値を再認識し、その活用策などを考えようというシンポジウムを開催する。

 都市景観や産業遺産などに詳しい近畿大学理工学部の岡田昌彰教授が基調講演。

 石見利勝市長や鉄道タレントとして活動している斉藤雪乃さん、旧神岡鉄道(岐阜県)レールマウンテンバイク事務局の田口由加子さんらによるパネルディスカッションがある。

 入場無料で当日先着順。問い合わせは同ステーション(電)079・299・2500。

最終更新:9月17日(土)7時55分

産経新聞