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北の大地、草はむ「馬」「鹿」 賢さ増すシカ、駆除苦労

朝日新聞デジタル 9月17日(土)8時17分配信

 秋の気配が漂う北海道東部の標茶町の牧草地で、放牧馬と野生のエゾシカの群れがのんびり草をはんでいた。馬産地の北海道とはいえ、「馬」と「鹿」が一緒にいるところはなかなか見られない光景だ。

【写真】牧草地で草をはむエゾシカの群れと放牧馬=北海道標茶町

 昨年度のエゾシカの推定生息数は47万頭で農林業被害は40億円を超す。酪農や畜産が盛んな道東地方では牧草被害が深刻だが、年々警戒心が強まり、猟銃による駆除ができる夜明け前には姿を消す「スマートディア」(賢いシカ)が増えてきた。世界自然遺産・知床でもエゾシカに樹皮を食べられる被害が深刻で、同じ捕獲手法では見破られるため、複数の手法を組み合わせている。

 道内では一部地域を除き、10月1日にエゾシカの狩猟が解禁される。(奈良山雅俊)

朝日新聞社

最終更新:9月17日(土)8時17分

朝日新聞デジタル