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十五夜に歌舞伎など550人が風情を満喫 岡山・鶴山公園で「観月と邦楽の夕べ」

産経新聞 9月17日(土)7時55分配信

 「十五夜」の15日、鶴山公園(津山城跡)=津山市山下=で「観月と邦楽の夕べ」が開かれた。石垣が残る同園で十五夜の風情を満喫してもらおうと、市民グループ「鶴山を考える会」が開き、今年で17回目。時折見える満月の下、石垣を背景に歌舞伎や歌、雅楽の演奏などが披露され、観客約550人が酔いしれた。

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 会場の同園三の丸は、同市内の保育園や幼稚園の子供らが絵を描いた行灯(あんどん)約250個で彩られた。月見だんごやススキが飾られた特設ステージでは、横仙歌舞伎保存会(奈義町)による歌舞伎が上演され、童謡歌手の大島良子さんが「荒城の月」などを独唱、尺八奏者の岸本寿男さんが「Asian Wind」を演奏するなどした。

 また、石垣をスクリーンにしたプロジェクションマッピングでは、400年前に完成した在りし日の津山城の姿などが音楽と映像で再現され、観客を引きつけていた。

 美咲町から初めて訪れたという会社員、山本真弓さん(57)は「最高でした。歌や演奏、雰囲気どれもすてきで、とてもぜいたくな時間が過ごせました。見え隠れする月も風情がありましたね。来年も来ます」と笑顔だった。

最終更新:9月17日(土)7時55分

産経新聞