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デンソー、新事業で黒字化目標 脱クルマで経営改善へ

朝日新聞デジタル 9月17日(土)8時28分配信

 自動車部品大手のデンソーは、農業・医療支援やドローンといった新たな事業分野で、2020年度までに売上高を今より6割増やし、収支も黒字化する目標を明らかにした。自動車の販売動向に左右されにくい経営体質をめざし、収益を支える柱の一つに育てる考えだ。

 同社は11年に新事業の担当部署を設立。自動車部品や産業用ロボットで培った技術を生かし、農業用ハウスの管理システムや手術支援ロボット、橋を点検するドローンなどの開発を進めてきた。ただ、新事業はいずれも赤字。利益が出るようにするため、この分野の売上高を今の約620億円から20年度までに約1千億円まで増やすのが目標だ。

 今後は、種苗会社や大学病院など外部との協力を強め、販路拡大につなげる方針だ。伊藤正彦専務役員は「将来カーシェアなどが進めば、新車販売も減る。その動向に左右されないよう新事業を伸ばしていく」と話す。

朝日新聞社

最終更新:9月17日(土)8時28分

朝日新聞デジタル