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EU立て直しへ行程表=対立回避し結束重視―英除く首脳会合

時事通信 9月17日(土)6時33分配信

 【ブラチスラバ時事】英国を除く欧州連合(EU)27カ国がスロバキアの首都ブラチスラバで開催した首脳会合は16日、難民対応やテロ対策など主要課題克服への道筋を示す行程表をまとめ、閉幕した。

 英国の離脱決定で揺らいだ市民からの信頼回復に向け、27カ国はEU立て直しへ一歩を踏み出した。

 ただ、行程表は各国の賛同を得やすい内容に限定している。加盟国間で意見の異なる難民対策や経済政策の具体策をめぐる対立を回避し、結束を重視した形だ。

 このうち難民対策では、トルコと隣接して難民流入が懸念されるブルガリアへの支援を明記。これに合わせてEU欧州委員会は、1億800万ユーロ(約120億円)の同国向け支援を表明した。

 記者会見したトゥスクEU大統領は「今回の首脳会合が、EUの信頼と信任の回復につながることを希望する」と強調した。ドイツのメルケル首相は「(27カ国による)協力の第一歩を踏み出した」と評価した。 

最終更新:9月17日(土)6時40分

時事通信