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山武のゴンドラ落下 国が報告書、設計不備や経年劣化原因 千葉

産経新聞 9月17日(土)7時55分配信

 山武市蓮沼ホの「蓮沼海浜公園こどものひろば」で昨年5月、母娘が乗った遊具「スカイパイレーツ」のゴンドラが落下し母親が重傷を負った事故で、国の事故調査部会は16日、事故は遊具の設計不備や経年劣化などが原因だったとする報告書をまとめ、国土交通省に安全管理指導を徹底するよう求めた。

 事故後の調査で、遊具は設計段階から法令に照らした強度が不十分だったことが判明。また、平成14年の稼働から経年劣化が生じていた可能性がある上、事故の約2週間前に業者が補修していた支柱の亀裂の処置が不適切だった疑いが強いことが分かった。

 安全管理体制が不十分だったと指摘を受けた、管理会社の「県レクリエーション都市開発」は「管理体制の不備があった。再発防止策を徹底する」としている。

 報告書などによると、ゴンドラは電動式でレールからつり下がっていた。昨年5月2日午後に当時41歳と3歳の母娘を乗せて運行していたところ、支柱が折れ4メートルの高さからゴンドラが落下。母親が肋骨(ろっこつ)を折り重傷を負った。

最終更新:9月17日(土)7時55分

産経新聞