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<車発進させ死亡>正当防衛を認め無罪 東京地裁立川支部

毎日新聞 9月17日(土)2時38分配信

 東京都町田市の路上で2014年11月、交通トラブルの相手の男性が自分の車のドアにしがみついているのに車を発進させ、死亡させたとして、傷害致死罪に問われた同市の元会社員、山田義次被告(46)の裁判員裁判で、東京地裁立川支部は16日、正当防衛の成立を認め、無罪(求刑・懲役3年)を言い渡した。菊池則明裁判長は「相手の男性が被告を運転席から引きずり出し、暴行を加えるなどの危険性があった」と認定した。

 判決によると、トラブルが起きた際、相手の男性(当時23歳)は被告の運転席付近で怒鳴り、拳を突き出して顔面を車の中に入れた。被告はそのまま車を発進して加速し約25メートル走行、男性は転倒し、頭などをひかれて死亡した。

 検察側は「窓を閉めたり、速度を落としたりするなど他の手段もあった」と主張したが、判決は「逆上した相手に何をされるか分からないという状況にあった」と指摘。「被告に加害の意思はなく、他に回避手段をとることも困難だった」として正当防衛の成立を認めた。【蒔田備憲】

 葛谷茂・東京地検立川支部副部長の話 判決内容を精査し、適切に対応したい。

最終更新:9月17日(土)2時38分

毎日新聞

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