ここから本文です

<草刈正雄>“人間くささ”が昌幸の魅力 “犬伏の別れ”の舞台裏も

まんたんウェブ 9月18日(日)9時0分配信

 俳優の堺雅人さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」で、主人公・真田信繁(堺さん)の父・昌幸を演じている草刈正雄さん。4日に放送された第35回「犬伏」では、真田家が敵味方に分かれることを決める物語の山場の一つ、“犬伏の別れ”で堺さんや信幸を演じる大泉洋さんらと笑いあり、涙ありの演技を見せ、11日放送の第36回「勝負」では戦上手ぶりを見せつけ健在をアピールした。だが、ラストでは天下分け目の「関ケ原の戦い」で西軍の敗北を知らされがく然とした表情を見せるなど、昌幸の物語は急速にクライマックスへと近づいている。1年近くにわたって昌幸を演じている草刈さんに、これまで演じた感想や、堺さんや大泉さんとの撮影エピソードなどを聞いた。

【写真特集】「犬伏」の名シーンを振り返る これまでの注目シーンも…

 ◇三谷幸喜脚本に「裏切られた」

 「真田丸」は、真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁(堺さん)が主人公で、三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに脚本を手がけている大河ドラマ。戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。草刈さんは知略軍略にすぐれた破天荒な天才武将・昌幸を演じている。

 1年近く昌幸を演じている草刈さんにとって、1人の役を演じ続けているこの1年は、長かったのか、短かったのか。「両方、あるね」と草刈さんは感慨深げに振り返る。3月からはブログも始めた。「いろいろとみなさんからの意見が(コメント欄に)入っていて、うれしかった。励ましになりました」と笑顔を見せ、「ブログに『昌幸と草刈さん(の違いが)分からなくなりました』とかあって(笑い)」と満足げな表情を浮かべる。

 昌幸、信幸、信繁の3人が集まる最後の場面となった「犬伏の別れ」は、真田家が敵味方に分かれる決断をしたのち、3人が笑いながら会話をするシーンで終わった。インターネットでも感動的だと話題を集めたシーンだ。草刈さんは「三谷さんの脚本に完全に裏切られましたね」といい、「もっと感動で、泣きで、と思ったら、(3人の)大笑いで終わっちゃった(笑い)。面白かった。三谷さんらしいな、と。3人とも楽しんでやりましたね」と振り返る。

1/2ページ

最終更新:9月18日(日)9時0分

まんたんウェブ