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阪神・秋山、1539日ぶりに勝った「久しぶり過ぎて恥ずかしい」

サンケイスポーツ 9月17日(土)7時0分配信

 (セ・リーグ、阪神2-1DeNA、24回戦、阪神15勝8敗1分、16日、甲子園)あれから4年。この瞬間をどれだけ待ったか。秋山がベンチで勝利の瞬間を見届け、白い歯をこぼしてナインを迎え入れる。何度も何度もはね返されたがウイニングボールの感触は今、確かにこの手の中にある。

 「久しぶり過ぎて恥ずかしいですけれど、勝ててよかったです」

 今季初勝利は2012年6月30日のヤクルト戦(神宮)以来、1539日ぶり。甲子園に限ればルーキーイヤーの10年9月20日の巨人戦以来、6年ぶりとなる。長く険しい道のりを思い返した7年目右腕は、お立ち台では1勝の重みをかみしめた。

 一回、不運な当たりが続いてロペスに先制の適時打を浴びたが、崩れなかった。失策で出した四回無死一塁では筒香を内角直球で見逃し三振。強気に内角を攻めて5回2/3を3安打1失点にまとめた。

 バットでも三回先頭では先発三浦から遊撃内野安打を放つと、五回にも右前打でマルチ安打。1年から4番に座った愛媛・西条高時代に48本塁打を放ち、伊予のゴジラと呼ばれた打撃でも奮闘した。4年ぶりの勝ち星を手にした右腕について、金本監督は「そんなに勝ってなかったんですか? 彼の力からすればね、ちょっと不思議な感じはしますけど。ナイスピッチングでした」と目を丸くした。

 今年の正月。愛媛・西条市の実家でのだんらんの中で野球の話題は出なかった。プロ1、2年目時は帰省する度、球界の話題を家族に提供していた。10年のルーキーイヤーに4勝をあげたが、そこから1勝しか上積みできず、悲壮感も漂わせていた。

 父・正二さん(52)は「本人ががんばっているのはわかる。気持ちも切羽詰まっていた」と振り返る。リトルリーグ時代から責任感が強く、グラウンドで泣いても家で弱音はこぼさなかった。壁にぶち当たるたび、父からはLINE(無料通信アプリ)で「もっと気合だ!!」というメッセージが届いた。いつも既読スルーだったが、思いは通じていた。前回白星から16度目の先発で父のゲキに応えた。

 秋山は「今後も使ってもらって活躍できるように、また明日からも頑張ります」と誓った。もう足踏みはしない。次の1勝を目指して力強く歩いていく。

最終更新:9月17日(土)11時4分

サンケイスポーツ

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