ここから本文です

裾野市下水道工事 官製談合疑い、市課長逮捕 建設業者2人も 静岡

産経新聞 9月17日(土)7時55分配信

 平成25年に裾野市が発注した下水道工事の入札をめぐり、建設会社に工事の予定価格を教えたとして、裾野署と県警捜査2課は16日、官製談合防止法違反の疑いで市建設管理課長の杉山康雄容疑者(57)=同市佐野=を、公契約関係競売入札妨害と談合の疑いで工事を落札した建設会社「斉藤組」代表取締役の斉藤敏宏容疑者(51)=熱海市東海岸町=と姉の会社役員、栄里容疑者(56)=裾野市稲荷=を逮捕した。県警は3人の認否を明らかにしていない。

 杉山容疑者の逮捕容疑は25年10月、市発注の下水道工事の入札で斉藤容疑者らに工事の予定価格を教え、予定価格に近接した金額で入札させた疑い。斉藤容疑者ら2人は入札の指名を受けた他の建設会社の担当者と共謀して、同社の価格を上回る金額で入札させることを談合し、工事を落札したとされる。

 同課によると、杉山容疑者は約10年前に斉藤容疑者と面識を持ち、事件当時は総務部検査監として市発注工事のチェックを担当。談合は斉藤容疑者から持ちかけたといい、金品などの見返りの有無を含めて捜査している。

 市職員の逮捕を受け、同市の高村謙二市長は「職員が官製談合の容疑で逮捕されたことは誠に遺憾。今後事実関係の確認を進め、厳正に対応する」とのコメントを発表した。

最終更新:9月17日(土)7時55分

産経新聞