ここから本文です

TGSデモの実機映像とともに紹介! ネオン色の未来を描くサイバーパンクアドベンチャー『Read Only Memories』【TGS 2016】

ファミ通.com 9月17日(土)13時41分配信

文・撮影:編集部 ミル☆吉村

●日本リリースは2017年第1四半期を予定
 Midbossのテキストアドベンチャー『Read Only Memories』を紹介する。本作はPlayismがローカライズと国内パブリッシングを行うことが決定しており、現在開催中の東京ゲームショウでも日本語版のプレイアブルデモを出展中(ブース番号は9-B07)。
 今回、TGS出展バージョン(PC版)の提供を受けたので、そのゲーム内容を実際のプレイ映像付きでお伝えしよう。

 本作の舞台は2064年、ネオサンフランシスコ。“ROM”と総称されるロボットが社会のさまざまな業務を担うようになる一方、サイボーグや遺伝子改造技術が進化し、人体改造を行うのが一般的になった時代を描く。

 しがないライターとして暮らしていた主人公のもとに、あらかじめ決められた作業だけをこなす従来のROMのAIと異なる、世界初の自立思考型のROM“チューリング”が訪れ、その開発者であり主人公の友人でもある“ヘイデン”が襲撃されたと助けを求めたことで、救出と真相解明をめぐって話が展開していく。

 ゲームとしてはポイント・アンド・クリック型のアドベンチャーゲームで、ゲームデザインだけでなく、ドット絵のグラフィックやシンセサウンドのBGMなども、レトロなスタイルを貫いている。

 というわけで大体想像がつく人もいると思うが、ポイント・アンド・クリック型のゲームをやったことない人のために説明しておくと、ゲームの流れは基本的に、マップからスポットを選んで向かったら、グラフィックの中の干渉したい部分、気になる部分をクリックし、“見る”、“触る”、“話す”、“それに対してアイテムを使う”といった選択肢を選んで実行し、先に進む手掛かりを手に入れていくという形。

 また会話が発生した時は、回答内容の選択肢が出てくることもある。もちろん、選んだ内容により状況が変わったり、NPCの好感度が変動したりするという寸法だ。
 ちなみにいろいろと細かい要素も仕込まれており、往年のアドベンチャーゲームさながら、変なアイテムを他人に使ってみようとしたり、マウスカーソルを動かして何か干渉できるものがないか探してみたりすると、いろんな反応を発見できるだろう(例えばバーを探索中に、置かれているゲーセン筐体でミニゲームを遊ぶこともできる)。

 ちなみに、昔からヒッピー文化が根強く、ゲイタウンなどもあったりする地元サンフランシスコの文化を反映して、『スナッチャー』などのサイバーパンク作品に影響を受けつつ、多様性に富んだ未来社会を描いているのも特徴のひとつ。人種・政治的態度・改造の有無・性的指向などはそれぞれバラバラで、主人公が呼ばれる際の人称代名詞も複数の候補が用意されている(ただし“Xe”など、日本語でそれにあたる言葉がまだないので、現状ではオリジナルの英語版よりは数が減っている)。

 というわけで本作では、「ネコ耳改造をした、遺伝子無改造の人に雑な扱いをされるのを警戒しまくるカンボジア系女子」など、属性てんこもりで個性的なキャラクターが登場し、カラフルなネオン色の未来のサンフランシスコを構成している。
 日本語ローカライズの内容は、(まだテキストがはみ出している部分がちらほらあったりもするが)そのそれぞれの個性をうまく訳し分けている印象だ。これはあくまで記者の印象でしかないが、かなりのキャラクターが英語版をプレイした時に感じたのと同じトーンで日本語のセリフを話しているのがいい感じ。

 なお本作のリリース予定だが、現状ではPC/Mac/Linuxをプラットフォームに、PlayismとSteamで2017年第1四半期の配信を予定している。海外ではPS4版がリリース間近なほか、PS Vita版や、“type-M”という副題付きでiOS/Android向けのモバイル版なども計画されているため、さらなる拡大もあるかも。気になった人でTGSに行く人は、どんな具合かチェックしてみて欲しい。

最終更新:9月17日(土)13時41分

ファミ通.com

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。