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魚や動物病院が“水族館”に 映像投影、患者ら楽しむ 奈良

産経新聞 9月17日(土)7時55分配信

 特殊なプロジェクターを使って天井や壁に魚や動物が泳ぐ姿を投影する「ゆめ水族園」が奈良市の奈良医療センターで開催され、入院患者らが熱帯魚やペンギンがゆったりと泳ぐ幻想的な空間を楽しんだ。

 「ゆめ水族園」は、セイコーエプソン(長野県諏訪市)が開発した。全国の水族館や動物園などで撮影した映像を使い、社会貢献活動の一環として、昨年から全国の特別支援学校や病院を無償で巡回している。

 奈良医療センターの療育訓練室で9日開かれた「ゆめ水族園」では、穏やかな音楽が流れる中、天井や壁、薄く柔らかい布スクリーンなどにサンゴ礁や熱帯魚のほかペンギン、アザラシ、カバなどが水中を泳ぐ姿を投影。大勢の患者らがうっとりと見入っていた。

 「ゆめ水族園」のアートディレクター、山本明彦さんは「入院中で外出の機会が少ない人に、これまでに体験したことのないような刺激を与えられる場を、これからも作っていきたい」。

 来場した大和郡山市の主婦(71)は「映像が自然のままを映していて、音楽も合っている。本当にきれいで癒やされます」と話していた。

最終更新:9月17日(土)7時55分

産経新聞