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片桐はいり、笑われて気付いた自分の長所「四角い顔はお金になるぞと」

スポーツ報知 9月17日(土)10時57分配信

 女優・片桐はいり(53)が17日放送のTBS系「サワコの朝」(土曜・前7時半)に出演し、映画に対する思いを語った。

 “はいり”の芸名は、小学生から中学生のときにアニメ「アルプスの少女ハイジ」が大好きで主題歌をずっと口ずさんでいたことで、ハイジ好きから転じて命名されたという。「(ハイジは)生活のディティールが楽しかった」。

 四角い顔で知られる片桐は、子供のころ、自転車が右のエラにぶつかったこともあったという。病院に行ったところ医師から「人間(の顔は)右と左は同じじゃないんだから」といわれ妙に納得。こすったら小さくなると信じて右エラをさすっていたこともあったという。

 母とともに映画「ローマの休日」を見に行き、「エラ出てんじゃんと思った。でも最後すごい素敵だった」という主人公のオードリー・ヘップバーンの存在に感激し、パンフレットを購入。勉強机の前に置き、ヘップバーンのように前歯が出るように笑う練習をしていたという。

 コンプレックスが解消されたのは、大学時代。映画研究会に入部しようとして、出演希望を明かしたら、「あなたは遠目の方がいいから」と演劇部を勧められたという。演劇部で舞台に出たが「すごいつまらなかった」。それでも舞台出演を続けていると、「笑わせる役じゃなかったけど、笑われていた。出て行くと笑われた」と当時を振り返った。そこで感じたのは「四角い顔は今までコンプレックスだったけど、面白いと思われるんだ。嫌らしい言い方をすると、お金になるぞと」と前向きにとらえた。

 21歳の1985年にミスタードーナツのCMに出演しブレークを果たしたことにも「CMも四角い顔だから(オファーが)来た」とあっけらかんと話した。

 2000年から11年間は両親の介護に費やした。「父親ががんになって4、5年闘病した。その後、母が歩けなくなって」。11年に母をなくして呆然となっていたときに、心の隙間を埋めてくれたのも映画だった。

 学生時代は時給450円で映画館のチケットのもぎりをやっていたが、現在でも多忙の合間を縫って、無給でチケットのもぎりを続けているという。「女優も好きだけど、映画館でおしゃべりしているのが好き」と話していた。

最終更新:9月17日(土)11時15分

スポーツ報知