ここから本文です

琴奨菊も食った!隠岐の海、昭和以降初の2横綱4大関撃破へ/秋場所

サンケイスポーツ 9月17日(土)7時0分配信

 大相撲秋場所6日目(16日、両国国技館、観衆=1万816)東前頭筆頭の隠岐の海(31)が、かど番の大関琴奨菊(32)を逆転の小手投げで破り、2横綱3大関を撃破。6戦全勝とした。琴奨菊は2敗目。綱とりの大関稀勢の里(30)は正代(24)を寄り切って2敗を守った。横綱日馬富士(32)は平幕貴ノ岩(26)を押し倒して1敗を堅持。かど番の大関豪栄道(30)は新関脇高安(26)を下し、全勝をキープした。

 運気にも乗った隠岐の海が、この日もまた、土俵の神様の笑顔をみた。2横綱2大関を破っていた勢いのまま、さらに琴奨菊も倒し、またひとつ数字を継ぎ足した。2横綱3大関を撃破。自身幕内最多となる初日から6連勝だ。

 「内容は悪いけど(対)大関に内容は求めない。勝っているから」

 表情は淡々としているが、平幕で2横綱3大関を破ったのは昭和60年名古屋場所で当時、東前頭筆頭だった北尾(のちの元横綱双羽黒)以来。7日目で全勝対決となる同期の大関豪栄道に勝てば、昭和以降初の2横綱4大関撃破の快挙達成となる。

 4日目の大関照ノ富士戦では物言いがつきながら、土俵際の逆転で白星。前日の松鳳山戦でも物言いがつく取り直しで連勝をつないだ。そして、この日も受けに回った。大関十分の左四つ。先手を奪われ、再三の寄りをこらえる。右四つ得意の隠岐の海は左からすくって、すくって右へ回ってしのぐしかない。だが、動きが止まった一瞬、右からの小手投げ。相手を横転させた。

 「(相手が)何か違うことをしようとしていたみたい。こっちはいつもどおり。振ったら(投げを)食った」

 島根・隠岐水産高出身。航海士を目指し、在学中に「潜水士」「1級小型船舶操縦士」など10種類の資格を取得した。「(自分は)左右の動きに強い、と思う」。海の中で、船の上で。雨風のなか鍛えられた「三半規管」の潜在能力は、土俵上の平衡感覚に生きている。

 「人(相手)のことは関係ない」。もう、秋の主役は渡せない。

最終更新:9月17日(土)7時0分

サンケイスポーツ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。