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PS VR「RIGS Machine Combat League」、新規クラス「センチネル」をお披露目!

Impress Watch 9月17日(土)19時29分配信

 PlayStation VR用ゲーム「RIGS Machine Combat League」の新情報が、東京ゲームショウ2016に合わせて発表された。ゲームはすでにプレマスター版が仕上がっており、そのシングルプレイモードに触れながらの紹介となった。

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 RIGSはゲーム中のプレーヤーとの一体感を高めるため、全編一人称視点でのプレイとなっている。ゲーム内のホーム画面でもあるヘッドクォーター(本部)画面でも一人称視点でメニューを選択する。プレーヤーはコントローラの代わりにメニューに投影されるタブレットを持っていて、このタブレットを操作することでゲームにアクセスしている。

 ゲーム内アバターは、男女を自由に切り替えられる。その他にもコスチュームやヘルメットにバイザー、勝利時のポーズもカスタマイズできる。これはゲーム内の実績を解放したり、ゲーム内コインを消費して種類を増やしていくことができる。また、RIGSのプレーヤーはゲーム内のさまざまな企業がスポンサーになっている。このスポンサーから課せられたミッションをクリアすることでも、新しいカスタマイズが追加される。

 ショウルーム画面では、プレーヤーの操作するRIGを変更したり、持っていないRIGを購入できる。ここで紹介される新規クラス「センチネル」は、ほかのRIGに比べて巨大で高い耐久力を持っているうえ、長距離の射撃と強力な近接攻撃を持った野獣のようなクラスだという。他にもジャンプ(×)ボタンを押し続けて離すことで、押し続けた時間に応じて他のクラスより高くジャンプでき、最大までチャージすれば着地時に衝撃波を発生させて敵を攻撃できる。

 また、購入したRIGは「テストアリーナ」で使用感を確かめられる。青い通過用ターゲットと赤い破壊用ターゲットが配置され、坂やランニングコースのようなさまざまな地形のあるフィールドでRIGの扱いを練習できる。

 これで、強力な近接攻撃を持つ「ノックアウト」、レーダーから姿を消せる「シーフ」、仲間を回復させる「エンジニア」、倒れる間際に敵味方すべてを巻き込む爆弾を落とす「ボム」、背後からの攻撃をガードする「キャラパス」、そして倒した相手の体力を吸収する「ヴァンパイア」の6つのアビリティに、小型の「ハンター」、2段ジャンプができる「ミラージュ」、空中戦が得意な「テンペスト」、そして巨大なモンスター「センチネル」の4クラス、計24機にノーマルRIG4機を合わせた24機が発表されたこととなる。これだけの機体がそろうと、幅広い戦略を構築できそうだ。ノーマルRIGはいわゆるトレーニング用で、アビリティは搭載されていない「真っ白」な機体。4クラスそれぞれの特徴をつかみ、自分にあったクラスを選択して重点的に購入したり練習するためのものだという。

 マルチプレイでは3対3で行なわれるため計6人のプレーヤーが必要だが、シングルプレイモードではAIキャラクターがチームメンバーに加わって対戦する。チームメンバーは各アビリティに何人かいて、それぞれが星の数でランク付けされている。星が多くなるほど優秀なキャラとなるのだが、優秀なキャラをチームに組み込むにはシングルプレイで勝利したり、スポンサーによるミッションをこなすなどして「知名度」を上げなければならないようだ。また、AIキャラクターたちはそれぞれ乗っているRIGが違ったり、固有のスキルを持っているが、試合で得た報酬の数%を依頼料として渡さなければならない。これは優秀なキャラほど多く、たとえば報酬の50%を要求するキャラもいる。

 シングルプレイはトーナメントとリーグ形式で進んでいく。リーグ戦を勝ち抜けば順位が上がっていき、1位になってさらに勝利すればクラス3から始まり、クラス2、クラス1と上のリーグへ進める。ゲームルールはマルチプレイと同じく、相手を倒し続ける「チームデスマッチ」と、アメフト感覚でボールを取り合う「エンドゾーン」、マップに落ちたスフィアを集めてポイントを競う「パワースラム」の3ルールで行なわれる。

 さて、シングルプレイはただ対戦だけでは終わらない。クレジットやアバターのカスタマイズを獲得できる「チャレンジ」は、自分のパイロットスキルを試しつつ報酬を得られるモードとなっている。

 たとえば「スピードラン」ではスフィアを獲得しつつチェックポイントの設置されたコースを走り、「スピードガン」では射撃の精密さと速度を競える。チャレンジにはそれぞれブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナの4段階の評価があり、高評価を多く獲得することで解放されるカスタマイズもあるという。

 質疑応答では主に操作感や、VR酔いへの対策についての質問が上がった。操作感については「FPSに慣れていないプレーヤーでも親しめるような設定項目を設けている」とし、RIGの方向転換や照準が右スティックで行なえるだけでなく、PS VRを向けた方向にも照準・方向転換するよう設定できるようなっている。VR酔いについては「立体的な見え方や、倒されたときに飛び上がって脱出するアニメーションを制限する設定を加えることで対策している。プレイした感覚で設定しながら、VR体験に慣れるうちに設定を変えてみてほしい」という。武器も、FPSのゲームタイトルに多い「リロード」の概念を無くすことで、面倒な操作をせずに初心者でもゲームに集中できるようにしたとのこと。

 デザインについては「兵器のようにゴテゴテしたものではなく、スポーツ用のすっきりした流線型のデザインを意識している。『スポーツ』をテーマにしたゲームであるから、F1マシンの感覚を取り入れているし、裏方であるピットクルーもいて、プレーヤーをサポートしてくれている」と話していた。ゲームシステムにもそれが現われていて、たとえば「パルスライフル」の射撃を受ければ機体がのけぞって後退したり、ダメージを受けて爆発寸前の機体から脱出するという、あくまで「競技」としてのバトルということを強調している。

 また開発チームでは、リリース後のアップデートに向けた準備をすでに始めているとした。ユーザからのフィードバックを通して必要なものを探し、適宜アップデートとして配信していく。ゲームモードは現在3つだけとなっているが、その中で行なうユーザーのマッチングも考えてゲームモードの数を制限しているという。「もし新しいゲームモードを追加するとしたら、まだ検討中ではあるが、古かったり人気のないルールと置き換えるということもあるかもしれない」という。

 PS VRで体験できる、ロボットに乗り込んで競うバトルゲーム。開発チームは「ロボットに乗り込んで戦うパイロットになりたい、そんな夢を持っているファンには、もうこれしかないだろう。VRならではのコックピット内の臨場感や、細かい動きを楽しんでもらいたい」と語る。E3や2015年の東京ゲームショウなどを経てついに完成した今作。筆者はとても期待している。

GAME Watch,今藤祐馬

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最終更新:9月17日(土)19時29分

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