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「英語村」本格始動に遅れ 前橋・旧嶺小跡地、改修ずれ込み来春以降

産経新聞 9月17日(土)7時55分配信

 ■プログラム制作に時間

 前橋市嶺町の赤城山麓で、閉校した小学校校舎を「英語村」として再活用する県内初の体験型施設の本格スタートが、遅れる見込みであることが16日、分かった。専門学校などを経営する中央カレッジグループ(前橋市古市町)が小中学生を対象にスポーツや料理、工作などをしながら楽しく英語を学ぶとの構想だったが、肝心のプログラム制作に時間がかかり、年度内の常時開設は難しいという。

 昨年3月に閉校した前橋市嶺町の旧嶺小学校の敷地と校舎を利用した施設は、「English Village Maebashi(英語村)」(仮称)。敷地約1万2千平方メートル、鉄筋2階建ての校舎と体育館、プール、校庭を活用。「遊びながら学ぶテーマパーク型施設」とのコンセプトで、跡地の有効活用策を募集した前橋市が昨年12月、交渉権者に選んだ。

 20年間の定期建物賃貸借契約で、賃料も月額の基準額92万3千円から5万円に大幅に減額するなどの便宜をはかっている。市との賃貸借契約が始まった4月以降、改修も始め、10月に開設する予定だったが、着工が遅れ、改修は9月に入ってから。現場では16日、校舎の一部に足場が設置されているものの、外部には手が付けられておらず、工事業者は「内部の塗装だけを請け負っている。外壁などがどうなるかは分からない」と話していた。

 同グループでは「プログラム作りの準備に時間がかかった」と話し、体験プログラム実施は11月から、体験時間も1日5時間の予定を、当面は2時間のショートバージョンとするとしている。「いきなりフルでやるより、状況をみながらスタートし、春まではPR期間に充てたい」(経営企画本部)としている。

 一方、市資産活用推進室では「10月15日にオープニングセレモニーはやると聞いている。ただ、当面は暫定運用で、本格稼働は来年度からになるだろう」と話している。

最終更新:9月17日(土)7時55分

産経新聞