ここから本文です

<政活費>「誤解招いた」と釈明 妻子面会の川崎市議

毎日新聞 9月17日(土)11時0分配信

 川崎市議会の添田勝市議(38)=宮前区=が、2015年度後半に政務活動費(政活費)を使って妻らの住む長野県を4度視察に訪れ、妻子との面会もしていた問題で、添田市議が16日、川崎市役所内で報道陣の取材に応じた。添田市議は「視察は実施しており(政活費の)不適切支出だったとは考えていないが、思慮が足りず誤解を招いた」と釈明。15年度政活費収支報告書を修正し、視察4回分の政活費(約8万5000円)を市に返還する手続きを進めていることを明らかにした。

 添田市議によると、15年11月から16年3月までの5カ月間で計4回、同県飯綱町のフリースクールや同県千曲市の農園などを視察した。視察に要した新幹線代とガソリン代を政活費から支出。視察の際に同県飯山市に住む妻(38)と子供2人に会い、妻の実家に宿泊した日もあった。

 添田市議は「妻の祖母の介護などで妻子は昨年8月ごろから飯山市に住んでおり、ホテル代やレンタカー代などの視察費用を節約できると思った」と釈明。その上で「公費で帰省したとの誤解を招きかねない行為なので、長野への視察に充てた政活費を全額返還する」と明言した。

 15年度後半に同県への視察が集中した理由については、「議員として教育や農業に関心を持って勉強している。これらの分野の先進県である長野に年度内に行きたかったため」と説明した。

 添田議員が返還を決めた政活費について、川崎市議会局は「妻の実家に寄ったのなら、適切な支出だったとは言い切れない」と指摘。議会局のチェック体制については「書類に目が行き届かず、不自然さに気づかなかった」と話した。【太田圭介】

最終更新:9月17日(土)11時0分

毎日新聞

【生中継】小池百合子都知事の会見