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ドタバタ陸上1500メートル 日本3選手が明暗

日刊スポーツ 9月17日(土)9時57分配信

<リオ・パラリンピック:陸上>◇15日◇男子1500メートル決勝(車いすT52)

 陸上男子1500メートル決勝(車いすT52)で佐藤友祈(26=WORLD-AC)が、400メートルに続き2個目の銀メダルを獲得した。最後は前回ロンドン大会4冠の世界記録保持者マーティン(米国)との一騎打ちに1秒07差で敗れた。「コンマ何秒の差でマーティンの加速に気づくのが遅かった。経験の差が出た」と唇をかんだ。

【写真】佐藤友祈が2個目銀 失格が一転、人違いで取り消し

 レース後、結果が二転三転する騒動があった。佐藤が失格とされたのだ。車いすのシートに尿漏れのシミがあったからだ。パラリンピックの陸上では下半身まひのある選手は排尿を制御できないこともあり、衛生上の問題で尿漏れを規制するルールがある。この結果、4着の上与那原が3着に繰り上がった。ところが、その後、シートは7着の野田のものだったとされ、佐藤の失格が取り消された。ロンドン大会の400メートルで3着でゴールしながら、コース内側のラインを踏んだとして失格した上与那原にとって、再び幻の銅メダルになった。

 選手は紙おむつをはくなどして対応しているが、映像でも車いすから垂れる水滴が確認された。違反とされた野田は尿漏れを否定し、日本パラ陸連を通じて大会側に抗議したが、同日、却下された。

最終更新:9月17日(土)17時7分

日刊スポーツ