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<浜名湖人骨>被害者名義の預金 窃盗で起訴の男が引き出す

毎日新聞 9月17日(土)11時25分配信

 ◇起訴の男は7月遺体で発見の被害者と知り合い、関連捜査

 浜松市の浜名湖で同市西区の無職、須藤敦司さん(63)の骨の一部が見つかった殺人・死体遺棄事件で、須藤さん名義のキャッシュカードを使って現金の引き出しや自分が管理する口座への不正送金をしたとして同市在住の男(32)が窃盗罪などで起訴されていたことが、捜査関係者への取材で分かった。静岡県警はこの男が須藤さんの死亡についても事情を知っている可能性があるとみて調べている。

 浜名湖では今年7月、北海道美唄市出身の出町優人さん(32)の切断遺体が見つかった。捜査関係者によると、男は出町さんと知り合いだったとみられ、県警が両事件の関連を調べている。

 捜査関係者によると、男は今年7月、須藤さん名義のカードで現金20万円を引き出したとして窃盗容疑で逮捕された。起訴状によると、男は今年2月、浜松市内のコンビニエンスストアや銀行などの現金自動受払機(ATM)で現金を引き出したり、自分が管理する須藤さん名義の口座に計454万円を不正送金したりしたとされる。

 須藤さんの骨の一部は8月31日、同区舘山寺町の浜名湖岸で近所の住民が見つけた。肋骨(ろっこつ)や肩甲骨など数本で、司法解剖の結果、今年1月ごろに殺害、遺棄されたとみられる。県警は他の部位がないか現場周辺を捜索している。【早川夏穂、松岡大地】

最終更新:9月17日(土)12時3分

毎日新聞