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辺野古訴訟 国が勝訴 県、和解条項逃れ躍起

産経新聞 9月17日(土)7時55分配信

 沖縄県の翁長雄志知事は「確定判決には従う」と明言しており、最高裁で敗訴すれば埋め立て承認取り消しを撤回する。ただ、辺野古移設工事の設計変更などでは知事権限を行使して抵抗する構えで、代執行訴訟の取り下げと手続きの仕切り直しで、国と合意した和解条項から逃れることに躍起だ。

 「あれはしくじりだ」

 県幹部がそう指摘するのは国との和解条項に盛り込まれた第9項。同項は「是正の指示の取り消し訴訟」の確定判決に「従い」、判決の趣旨に沿った「手続きを実施」し、「その後も(判決の)趣旨に従って互いに協力して誠実に対応することを相互に確約」と明記している。

 翁長氏は“しくじり”を帳消しにするため、新たな方便を使い始めた。今回の訴訟は不作為の違法確認訴訟であり、9項にある指示取り消し訴訟とは異なるとして、翁長氏はこの訴訟には9項の効力が「及ばない」としているのだ。ただ、和解条項の基になった和解勧告文の段階では「違法確認訴訟」と明記しており、それを指示取り消し訴訟に変更させたのは県だ。

 しかも県がとるべき措置として想定されていた指示取り消し訴訟提起を見送ったため、国がやむを得ず違法確認訴訟を提起した経緯がある。判決も「(県は)取り消し訴訟を提起すべきだった」と県の対応に不快感をにじませた。

 9項は別の手段による無用な抵抗を戒めており、翁長氏は苦しい立場に追い込まれたといえそうだ。

最終更新:9月17日(土)7時55分

産経新聞

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