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18日にロシア下院選=低い関心、政権は歓迎か

時事通信 9月17日(土)14時22分配信

 【モスクワ時事】ロシア下院選(定数450、小選挙区比例代表並立制、任期5年)の投開票が18日に行われる。

 プーチン大統領の4選出馬が有力視される2018年3月大統領選の前哨戦。ただ、世論調査によると、下院選への関心は「ない」(49%)が「ある」(46%)を上回り、しらけムードが漂っている。

 ロシアは14年からのウクライナ危機に伴う欧米の制裁で、国民生活は厳しい。プーチン政権は無党派層が反政権派に投票したり、大規模デモに繰り出したりすることのないよう、本音では国民の無関心を歓迎しているとの見方も出ている。

 11年12月の前回下院選に先立ち、当時のプーチン首相とメドベージェフ大統領は政権与党「統一ロシア」党大会で「たすき掛け人事」を発表。有権者は密室の決定を問題視し、下院選への関心は「ある」(60%)が「ない」(37%)を大幅に上回った。与党の不正疑惑もあり、数万人規模の反政権デモが起きた。

 プーチン大統領は今回、テレビで有権者向けに声明を発表。「下院選は最も重要な行事。議会の将来は国民の皆さんの投票に懸かっている」と述べた。しかし、経済紙ベドモスチは、民間選挙監視団体の分析を紹介する形で「政権は高い投票率を必要とせず、有権者の関心を引きたくないようだ」と冷ややかに伝えた。 

最終更新:9月17日(土)15時34分

時事通信