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<申告漏れ>「キーエンス」創業者の長男、1500億円以上

毎日新聞 9月17日(土)15時0分配信

 電子機器大手「キーエンス」(本社・大阪市)創業者の滝崎武光名誉会長(71)の長男が大阪国税局の税務調査を受け、贈与財産について1500億円以上の申告漏れを指摘されたことが分かった。贈与された会社の株式の評価が低いなどと判断された模様だ。追徴税額は過少申告加算税を含めて300億円を超えるとされ、既に納付したとみられる。

 関係者によると、滝崎氏らはキーエンスの大株主である資産管理会社「ティ・ティ」(大阪府豊中市)を傘下に収める非上場の新会社を設立。この会社の株式を長男に贈与した。

 非上場会社の株式は時価が分からないため、国税庁の「財産評価基本通達」で事業内容が類似する上場企業の株価などから算出することとされている。長男は通達に従ったとみられるが、国税局は「株式の評価が実態とかけ離れ、不適当だ」と判断し、申告漏れを指摘した。

 滝崎氏は1974年にキーエンスの前身となる会社を設立し、昨年まで代表権のある会長を務めていた。【服部陽】

最終更新:9月17日(土)15時0分

毎日新聞

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