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北太平洋漁業委員会 議論の焦点、サンマからサバに

産経新聞 9月17日(土)7時55分配信

 先月下旬、東京都内で開かれた「北太平洋漁業委員会(NPFC)」の会合では、議論の焦点はサンマからマサバに移った。

 平成25年にゼロだった中国漁船によるマサバの漁獲量が、27年には80隻約13万5000トンに急拡大しており、資源への影響が懸念される事態となっているためだ。

 水産庁によると、会合では、漁獲量の上限を決めるまで、漁船の許可数を増やさず抑制に努めることで合意した。

 だが、中国は資源量の減少が科学的に証明されていないことを理由に、サンマに続きマサバの規制にも反対。日本が当初目指した漁船増加の「禁止」などの義務規制にまでは踏み込めなかったという。

 そもそも「中国は正確な漁獲数をNPFCに申告しているかも分からない」(水産庁関係者)のが現状。合意に実効性があるかは不透明だ。

最終更新:9月17日(土)9時7分

産経新聞