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<テニス>3連勝で日本残留…錦織組圧勝 デ杯入れ替え戦

毎日新聞 9月17日(土)19時19分配信

 男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ(デ杯)のワールドグループ(WG)入れ替え戦、日本-ウクライナの第2日は17日、大阪市・靱テニスセンターでダブルス1試合が行われ、日本は錦織圭(日清食品)杉田祐一(三菱電機)組がストレート勝ち。日本は第1日のシングルス2勝と合わせ、3連勝で世界の上位16チームで争うWG残留を決めた。錦織・杉田組は、アルテム・スミルノフとセルジー・スタホフスキーにオーダー変更したウクライナのペアを6-3、6-0、6-3と寄せ付けなかった。

 勝敗が決まったため、最終日の18日のシングルス2試合は3セットマッチに短縮する。

 ◇急造でも「直すところなし」

 杉田と初めてペアを組んだダブルスを戦い終え、錦織は満足そうだった。「いい展開で、直すところもなかった」。相手のサービスゲーム12のうち、九つをブレーク。リターンがさえ渡った即席ペアの完勝だった。

 第1セット第3ゲーム。錦織が甘いサーブをフォアで強打して中央を打ち抜く。前衛が反応できないほど豪快なリターンエース。直後には杉田がサイドライン際へのリターンで崩し、返球を錦織がボレーで難なく決める。最初のブレークにつなげ、波に乗った。

 相手がサービスダッシュを試みても、足元に沈めて自由に打たせない。第2セットは1ゲームも与えず、2度先行された第3セットもあっさり逆転。急造ペアの完勝劇に植田監督は「こんなにうまくいくとは」と喜んだ。

 前日のシングルスで若手のダニエルと西岡が勝利し、ダブルスでも快勝。シングルスが主戦場の錦織も「チームみんながレベルアップして、自分自身も新たな道が見えた」と手応えを語る。

 主力を故障で欠いた格下のウクライナが相手だったとはいえ、存分に力を発揮しての3連勝。2年連続1回戦敗退中のWG再挑戦に向けて、日本が手にした収穫は小さくない。【細谷拓海】

最終更新:9月17日(土)19時25分

毎日新聞