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リオで大活躍のバス高速輸送システム(BRT) 東京でも導入検討

産経新聞 9月17日(土)14時49分配信

 リオ五輪・パラ大会で会場を訪れる観客の足となっているバス高速輸送システム(BRT)。路面電車の駅のような停留所のモニターには、「あと約5分」などと、おおむねの到着時間が表示されている。おおらかなブラジルでは極めてめずらしい光景だ。

 2両編成の大型バスで道路の専用レーンを走行し渋滞とは無縁だ。線路はないものの、鉄道路線のような役割を果たしている。BRTは線路の敷設などが必要な鉄道と比べると建設コストは安く、南米など世界各地で普及が進む。

 リオでは、五輪・パラ大会に合わせ、路線が整備された。一時は完成が危ぶまれたものの、何とか間に合った。渋滞の列を横目に移動できるのは、とても快適だ。このBRT、4年後の東京大会での導入が検討されている。慢性的な渋滞に対応し、東京都心と臨海副都心を結ぶ計画だ。

 「4年なんてあっという間。ブラジル人は直前まで動かないから、大変だったよ」と地元の人たち。時間はありそうで少ない。いよいよ東京大会に向け準備を本格化させる必要がある。(リオデジャネイロ 川瀬充久)

最終更新:9月17日(土)15時32分

産経新聞