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豊洲市場問題、長期化へ=専門家会議で再検討―東京都

時事通信 9月17日(土)18時38分配信

 豊洲市場(東京都江東区)の主要施設の地下で、土壌汚染対策の盛り土が行われていなかった問題が長期化の様相を見せ始めた。

〔写真特集〕豊洲市場の土壌問題~地下空間に水~

 小池百合子都知事は、盛り土を含む提言を行った専門家会議を再招集し、調査結果を待った上で移転時期を判断する方針だが、見通しは立っていない。

 専門家会議座長を務めた平田健正放送大学和歌山学習センター所長は17日の会見で、「前提条件が崩れた。再度(安全性を)検討する必要がある」と強調した。

 専門家会議は2008年7月に敷地全体での盛り土の実施を提言。しかし、委員に無断で5棟の施設に配管を通す地下空洞が設置された。平田座長に事実が知らされたのは、小池氏が空洞の存在を発表した今月10日の朝で「盛り土がなかったんだと驚いた」と語る。提言内容と異なる工事を説明なしに行ったことについて「コミュニケーションが欠けていた」と都の姿勢を批判した。

 豊洲市場では青果棟など3棟の地下空洞に水がたまっており、都の調査で微量のヒ素などが含まれていることも判明。平田座長は由来が地下水であることを示唆し、新たな安全対策に関して「改めて盛り土するかも含めていろいろな検討をする」と話した。ただ、結論の時期については「何かをしてすぐに終わる問題ではない。いつまでというのは予想がつかない」と明言を避けた。 

最終更新:9月17日(土)20時15分

時事通信

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