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拉致問題解決訴え大規模集会=安倍首相、国際社会と連携―東京

時事通信 9月17日(土)19時51分配信

 北朝鮮による拉致被害者全員の救出を訴える今年2回目の「国民大集会」(家族会、救う会など主催)が17日、東京都内で開かれた。

 この日で、北朝鮮が拉致を認めた日朝首脳会談から14年。参加した安倍晋三首相は「拉致問題は内閣の最重要課題。被害者とご家族が抱き合う日が訪れるまで私の使命は終わらない」と解決に向け全力を尽くすことを誓った。

 安倍首相は国連総会出席のため訪米することを踏まえ「国連の場でも拉致問題解決の必要性を訴え、国際社会との連携を強めていきたい」と強調した。

 集会には約1000人が参加。拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母早紀江さん(80)は、元工作員から聞いためぐみさんが北朝鮮で君が代を歌ったという話を紹介。「いろんな歌を知っていたあの子が、その中で君が代を歌った。『私は日本人なんだ』『日本に帰りたいんだ』と一生懸命に歌ったんだろうと思った」と語り、めぐみさんを思いやった。

 早紀江さんは「私はどこで倒れるかちょっと心配になってきた昨今だが、倒れるまで日本人の思いを絶対に捨てない」と話し、支援を呼び掛けた。

 集会では、日本政府に対し、拉致問題を核やミサイル問題と切り離して被害者帰国に向けた実質的協議を最優先で実施することや、北朝鮮を支える活動を国内で阻止する新法制定などを求める決議を採択した。 

最終更新:9月17日(土)19時58分

時事通信