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<浜名湖殺人>被害者宅、1月に購入…別の遺体男性も訪問

毎日新聞 9月17日(土)21時25分配信

 浜松市の浜名湖で同市西区の無職、須藤敦司さん(63)の骨の一部が見つかった殺人・死体遺棄事件で、殺害時期とみられる今年1月ごろ、須藤さんのマンションを同市在住の男(32)が購入したことが捜査関係者への取材で分かった。マンションは今年7月、浜名湖の別の湖岸で遺体が見つかった男の知人男性も訪れており、静岡県警は二つの事件に関連があるとみて調べる。

 捜査関係者らによると、男は1月ごろ、須藤さんから西区のマンションを購入したとみられ、2月に所有権を移し、部屋を訪れるようになったという。須藤さんが行方不明になったのも1月ごろで、司法解剖の結果、殺害、遺棄されたとみられるのも同時期だった。

 男は地元の会社で須藤さんと勤務した経験があり、須藤さんのキャッシュカードで2月、現金20万円を引き出したほか、自ら管理する口座に計454万円を不正送金したとして、8月に窃盗と電子計算機使用詐欺の罪で起訴され、勾留されている。

 このため県警は、男がとりわけ須藤さん死亡の経緯を詳しく知っているとみて、今後、調べを本格化させる。

 浜名湖では、須藤さんの骨が見つかった湖岸より北側で7月8日、男の知人だった出町優人さん(32)=北海道美唄市出身=が切断された遺体で見つかっている。出町さんは死後1週間程度とみられ、殺害直前に西区のマンションを訪れたことも判明している。県警は部屋を所有していた男が、出町さんと接触したとみている。【早川夏穂、松岡大地】

最終更新:9月17日(土)21時57分

毎日新聞