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采配ミス乗じ一気逆転=内容より結果で首位に-J1浦和

時事通信 9月17日(土)22時59分配信

 後半早々にPKで失点して追う展開。「あのままいかれていたら、きつかった」と本音を口にしたのが、浦和の関根だ。

 ある意味、転がり込んできた逆転勝利だ。F東京の高い位置からのプレスに、攻撃の起点となるパスの出所を抑え込まれた。ところが、相手が先制後、後半13分という早い段階で4バックを実質最終ラインが5枚になる3バックに変更し、さらに守備重視の布陣に移行していった。浦和には相手が壁になるどころか、攻撃がしやすくなった。

 相手が重心を下げたことでプレスが弱まり、中盤がボールを持てるようになった。ボールを支配すれば、今度は相手が前に出てその背後が空いてくる。阿部のロングパスが左サイドを突き、受けた関根のクロスを李が頭で合わせたのが後半32分。同40分には柏木の縦パスから勝ち越し点が生まれた。敗色濃厚から一気に畳み掛けた。

 「最終的に勝利したが、われわれの出来ではない」とペトロビッチ監督が指摘したように、納得いく内容ではない。だが、大事なのは結果。残り5試合で首位浮上。今季の第1ステージも含め、終盤に何度も苦杯を味わってきただけに、「先を見過ぎず、目の前の試合を勝たないといけない」と柏木は言った。

最終更新:9月17日(土)23時12分

時事通信