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【BOX】V11山中、次は「違う団体のベルトが欲しい」…次戦は来年1月頃予定

スポーツ報知 9月18日(日)6時6分配信

 プロボクシングWBC世界スーパーバンタム級王者の長谷川穂積(35)=真正=と同バンタム級王者の山中慎介(33)=帝拳=が17日、大阪市内で一夜明け会見に出席した。国内歴代2位タイとなる11度目の防衛に成功した山中は、長谷川からの「V15指令」を胸に、統一戦などのビッグマッチを最優先する姿勢を示した。

 山中はすがすがしい表情だった。1年前は2―1判定の辛勝だったモレノを相手に、ダウンの応酬の末にKO勝利で完全決着をつけた。「反省はあるが、本当に久しぶりに素直にうれしいと思える勝利だった」と喜びをかみしめた。米専門誌「リングマガジン」のベルトもゲット。バンタム級最強を証明し「本当に価値があるベルト。最高にうれしい」と笑顔を見せた。

 V11に成功し、防衛記録で国内歴代2位タイになった。元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏(61)の13度防衛の日本記録まであと2つ。一夜明け会見に同席した尊敬する先輩の長谷川からは「できれば15度防衛という、これから誰も破れないであろう記録を目指してほしい」とエールを送られた。

 山中は「一戦一戦、という感覚でやっている。記録を超えたとしても、その人より評価されるとは限らないので、こだわりはない。それより違う(団体の)ベルトが欲しい」と語った。IBF同級王者ハスキンス(英国)、WBA同級スーパー王者ウォーレン(米国)らの名前を挙げ、統一戦を熱望した。ただ、長谷川のエールは「すごくモチベーションになる」と以前から意気に感じている。ビッグマッチをこなして防衛を重ね、数字の価値をより高めたい。

 帝拳ジムの本田明彦会長(69)は「モチベーションが上がる相手を探さないといけない」と話し、次戦は来年1月頃を予定しているとした。山中は「ここ数試合はモヤモヤ感があったが、これをきっかけにより強くなれる」と自信を深めた。(三須 慶太)

最終更新:9月18日(日)12時23分

スポーツ報知