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15勝マエケンが感じるメジャーとは?「レベルの高さ、長いイニングを投げる難しさ」

スポーツ報知 9月18日(日)6時6分配信

◆Dバックス2―3ドジャース(16日・フェニックス)

 ドジャースの前田健太投手(28)が16日(日本時間17日)、敵地のDバックス戦に先発し、5回1失点で広島時代と並ぶ自己最多タイの15勝(9敗)を挙げた。「中継ぎに助けてもらった。勝たせてもらっているのが多いけれど、15勝できたのはうれしい」と素直に喜んだ。

 相手は昨季ド軍で19勝したエース右腕グリンキーで、2度目の投げ合いだった。コンロイ球審の厳しい判定が影響し、「下半身がふわふわして、足に力を入れにくかった」と不満の残る投球内容。制球力のあるグリンキーが6回で4個、前田は5回で3個の四球を出し苦しんだ。特に2回1死一塁では連続四球で満塁のピンチを迎えた。

 しかし、ここで「打者を見ながら、抑えるための配球をした」と両サイドを丁寧に突く持ち味を発揮。ハニガーを三塁ゴロに仕留め、最少失点に食い止めた。94球を費やし被安打は3も、芯で捉えられた打球はわずか2本。1~4番の上位打線から計6三振を奪うなど要所を締めた。今季投げたのが164回となり、シーズンの規定投球回も超えた。

 グリンキーとはこれで2戦2勝。ド軍ファンの留飲を下げ、ロバーツ監督は「2回に苦しんだが、その後良くなった。ケンタは(相手に)向かっていく投手。その姿勢がいつも我々に勝利のチャンスをもたらしてくれる」と8月以降で6勝の18番をいつものように評価した。

 日本人投手がメジャー1年目で15勝に達したのは、松坂とダルビッシュだけ。「こっちに来て、そういう人たちのすごさが分かった。レベルの高さ、長いイニングを投げる難しさを実感する」と感慨深げだった。残る先発は2試合。ともに勝利して17勝となれば、ダルビッシュの記録を塗りかえ、ロサンゼルス移転後のドジャースの球団記録に並ぶ。今の前田なら夢ではない。(盆子原 浩二)

最終更新:9月28日(水)7時2分

スポーツ報知

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