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【DeNA】筒香40発101打点で2冠…自身初の100打点超

スポーツ報知 9月18日(日)6時6分配信

◆阪神3―6DeNA(17日・甲子園)

 DeNA・筒香が、自身初の100打点をクリアした。5回に1点差に追い上げ、なお2死満塁で左中間フェンスに直撃する走者一掃の逆転二塁打。40本塁打に続く大台到達の101打点とし、2部門で単独トップに立った。4位のヤクルトも勝ち、球団史上初のクライマックスシリーズ(CS)進出は最短で19日に延びたが、地元で悲願をかなえる。

 狙い澄ましていた。5回に1点差に追い上げ、2死満塁で迎えた絶好機。1ボールからの筒香のひと振りは、黄色く染まった左中間スタンドまでわずかに届かなかったが、フェンスを直撃する3点二塁打。「1球で仕留めようと。とにかくランナーをかえすことだけ考えました」。一気に3打点を上乗せし、高卒7年目で初めて100打点の壁を突破。98打点で並んでいた広島・新井を突き放した。

 ラミレス監督との昨秋の約束を果たした。「30本、100打点。最低でも2つのタイトルをとってくれると思う」と厳命を受け、2年連続の主将に指名された。きっちりノルマを達成し「(打点を挙げるのは)ひとりではできないことで、他の選手が塁に出てつないでくれるから。周りの選手に感謝です」。個人記録だけでなく、勝利に結びつける一打だから価値がある。30本どころか、40発までクリアし、想像以上の成長曲線を描いている。25歳シーズンまでの40発&100打点突破は、史上7人目の快挙だ。

 侍ジャパンでも4番を務めた大砲は、進化を遂げている。この日は2回先頭、8回1死からも左前安打。3安打すべてが逆方向への打球だった。「打席の中ではただボールを打つだけ」と強調するが、昨年は157安打中、逆方向は34本(0本塁打)だったが、今季は143安打のうち、約3分の1の46本(11発)。広角に安打を量産できるのが強みになっている。

 11年ぶりのAクラス浮上と、初のCS進出へクリンチは3。早ければ、ハマスタで行われる19日の広島戦で決まる。指揮官が「ホームのファンの前で決められればいいと思います」と声を弾ませれば、高校時代から横浜で育った筒香は「たくさんのファンの方の中で勝ち試合を作って、恩返ししたい」と力を込めた。歴史的瞬間は目の前に迫っている。(田島 正登)

最終更新:9月19日(月)21時16分

スポーツ報知

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