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木升で地酒乾杯条例 大垣市、年内施行目指す

岐阜新聞Web 9月17日(土)9時32分配信

 岐阜県大垣市は16日、市特産の木升を使って地酒を楽しんでもらう「大垣市木枡(ます)で地酒による乾杯を推進する条例」を制定する方針を明らかにした。酒どころの自治体が地酒での乾杯を勧める条例を制定する動きは全国で広がっており、陶器など焼き物の産地では器を指定する例もあるが、木升に特化した条例は全国で初めてという。市は需要が見込まれる年末年始に向けて、12月中の施行を目指す。
 同日の市議会経済産業委員会で市が条例の素案を報告した。
 市によると、大垣には木升の製造メーカーが4社あり、全国の生産量の約8割を占めている。また、水都大垣の愛称で親しまれるなど良質で豊富な地下水にも恵まれ、酒造メーカー3社が日本酒の酒蔵を構えている。
 条例は、大垣の観光資源を活用し、地域ブランドの確立などを図る「クールおおがき推進事業」の一環として制定する。特産の木升や地酒の普及を図ることで、地域産業の活性化と市民の郷土愛を育む考え。市内の飲食店や市民らに、木升で地酒を楽しんでもらったり、普及促進に協力してもらったりする内容で、具体的には普段使っているグラスを木升に変えたり、木升を使って地酒を飲み比べたりするアイデアが考えられるという。
 市は、10月のパブリックコメントを経て、12月の市議会定例会で条例の議案を提出する見通し。

岐阜新聞社

最終更新:9月17日(土)11時7分

岐阜新聞Web