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知っておきたい、赤ちゃんの3か月検診基礎知識

ベネッセ 教育情報サイト 9/17(土) 10:01配信

赤ちゃんの定期健診には、1カ月健診のあとに3カ月健診があります。3カ月健診ではどのようなことを調べるのでしょうか。また準備が必要なものや注意することはあるのでしょうか。今回は赤ちゃんの3カ月健診について基礎知識をご紹介します。

3カ月健診って?

3カ月健診は、赤ちゃんの健康状態や発育状態をチェックするため、すべての市町村が無料で実施している健診です。自治体によって集団で受ける集団健診の場合と特定の病院を案内される個別健診の場合があります。集団健診の場合は通知が郵送されたり、母子手帳を受け取る際に詳細の説明があったり、自治体の広報誌で案内されたりします。

3カ月健診の準備

3カ月健診にはどのような準備が必要なのでしょうか。以下で見てみましょう。

◆3カ月健診までにやっておくこと
3カ月健診の準備は1カ月ほど前から始めておきましょう。個別健診で予約がいる場合は1カ月前くらいから予約しておくと安心です。

1カ月前程度から前日までは、赤ちゃんの様子を見て不安なことや医師に相談したいことをメモしておきます。母子手帳内の「保護者の記録」の欄も記入しておきましょう。前日になったら検温をしておき、便の具合や機嫌の良し悪しも見ておきましょう。

健診当日も前日と同様、検温をし、便の具合や機嫌を見ておきましょう。尿検査や便検査が必要な場合は準備します。

◆集団検診の持ち物
集団検診では以下の持ち物を準備しましょう。

・母子手帳
・検診の通知や案内
・事前に配布された問診票
・筆記用具
・着替え
・オムツ
・おしり拭き
・オムツを入れるビニール袋
・飲み物
・おもちゃ
・その他通知で指定された持ち物(バスタオルなど)
・診察券、保険証、助成券(個別検診の場合)

3カ月健診の内容は?

3カ月健診は主に以下の内容で行われます。
1カ月健診との大きな違いは目でものを追えるか、あやすと笑うか、音に反応するかというところになります。

◆各種測定
身長、体重、頭囲、胸囲などを測定し、順調に育っているかをチェックします。

◆聴診
上半身を裸にして聴診器を当て、心音や呼吸音に異常がないかを見ます。赤ちゃんはまだ座れないため寝かせて診察します。

◆目の動きのチェック
赤ちゃんの顔から20センチくらい離したところでおもちゃなどを動かし、目で追うかチェックします。

◆首のすわりのチェック
仰向けになった赤ちゃんの手を持って起こしたときに、首が上体についてくるかを見て首のすわりをチェックします。またうつぶせにしたときに顔を上げているかも確認します。3ヵ月程度の赤ちゃんの場合はまだ首がぐらぐらすることはありますが、仰向けで引き起こしたときに上体の動きに首がついていっていれば問題ありません。

◆大泉門のチェック
頭蓋骨の隙間である大泉門は、額の上くらいにあり、1歳半くらいまでに閉じます。その大泉門がどの程度閉じているかをチェックします。

◆斜頸でないかどうかのチェック
斜頸とは首が傾いて顔が回しにくくなる病気です。首のつけ根にしこりがあると斜頸(しゃけい)の疑いがあります。

◆内臓のチェック
おなか部分を押して、内臓に腫れやしこりがないかを確認します。

◆背骨のチェック
脇を支えながら赤ちゃんを立たせ、背骨がまっすぐで首がずれていないかを確認します。このとき、両足が突っ張れるかどうかも確認します。

◆股関節脱臼がないかどうかのチェック
赤ちゃんは脱臼があっても痛みを感じないため、泣いて知らせてくれません。オムツをはずして、股が自然に開いて動くか、足のつけ根のしわが左右で異なっていないかをチェックし、関節脱臼の有無を確認します。股関節脱臼があると発育に影響が出てしまうため、入念に診察されます。

◆問診
母子手帳や問診票に書かれた内容をもとにして問診します。動くものや音に反応するかといったことや手指の動き、目の動きについて聞かれるため、日頃からよく赤ちゃんを見ておいてあげてください。

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最終更新:9/17(土) 10:01

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