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NY株反落、銀行株下落や利上げ時期の不透明感で(16日)

ロイター 9月17日(土)6時5分配信

【ニューヨーク株式市況】
9月16日金曜日-米国株式市場は反落。銀行株の下げや利上げ時期の不透明感が相場を圧迫しました。ドイツ銀行は、モーゲージ担保証券(MBS)の不適切販売問題をめぐり、米司法省が140億ドルでの和解を提案したことを明らかにしました。ドイツ銀行の米国上場株は9.3%安、ゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースも連れ安となり、それぞれ1.2%安で引けました。来週9月20日と21日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げの可能性が低まる中で、利上げ時期の不透明感もこの日のマイナス材料となりました。前日まで4日続伸していたアップルはマイナスに転じ、0.6%安で引けています。ソフトウエア大手のオラクルは4.7%安。9月-11月四半期利益見通しが市場予想に届かなかったことを嫌気しました。一方で、この日の下値を支えたのは、半導体大手インテルで3.0%高で引けました。インテルはパソコン需要が持ち直しているとして、第3・四半期売上高見通しを約2年ぶりに引き上げました。米労働省が発表した8月の消費者物価指数(CPI)統計は、前月比0.2%上昇、前年同月比1.1%上昇と予想を上回りました。家賃や医療費の上昇がガソリン価格の下落を相殺しました。インフレ圧力が着実に高まっている兆候を示唆しており、米連邦準備理事会(FRB)の年内利上げを後押しする可能性があります。ニューヨーク州のシュナイダーマン司法長官が石油大手エクソン・モービルの会計慣行に関する調査を行っていることが関係筋の話で明らかになりました。原油相場の急落にも関わらず、エクソンが資産評価損を計上していない理由を追究する考えということです。エクソン・モービルは1.2%安。今週1週間ではダウは0.2%の上昇、エス&ピー500種は0.5%の上昇、ナスダックは2.3%の大幅上昇。ダウ平均の構成銘柄は全般的に軟調に引けました。特に下落したのは、ユナイテッド・テクノロジーズ、シェブロン、シスコ・システムズなどで、上昇したのは、インテル、ユナイテッド・ヘルス、ウォルマート・ストアーズなどでした。ロイターの我謝京子がニューヨークからレポート。(ニューヨーク 16日 ロイター)

最終更新:9月17日(土)6時5分

ロイター